ソチ・オリンピック開催中です。
テレビや新聞で予想しているより厳しい戦いになっています。これからが楽しみですね。
日本代表選手は北海道と長野県の出身者が多いということです。ウインタースポーツだけに仕方ないことでしょうが、日本国内での競技の成熟度という面では、日本各地から代表が生まれることが必要でしょう。沖縄県にスケートリンクがあって、熱心で優秀なコーチが子供たちを指導して、スピードスケートに沖縄県出身者がいたりしたら面白いですね。
卓球はどうでしょう。昔は、「◎◎県は弱い」とか「△△県は強い」とか、東北は層が厚いとか九州は実力のあるチームが多いとか、力の格差が地域や県ごとにありました。今も多少はありますが、全国各地に子供たちを指導するクラブがたくさんあり、色々なところから優秀な選手が出てきています。確かに特定の中学や高校に選手が集まっているので、学校のチームには格差がありますが、出身地別でみると様々なところから来ているのが分かります。
世界選手権東京大会の日本代表選手の出身地を見てみましょう。
【男子】
☆水谷隼 静岡県 東海
☆丹羽孝希 北海道 北海道
☆松平健太 石川県 北信越
☆岸川聖也 福岡県 九州
☆塩野真人 埼玉県 関東
【女子】
☆石川佳純 山口県 中国
☆福原愛 宮城県 東北
☆平野早矢香 栃木県 関東
☆田代早紀 岡山県 中国
☆森さくら 大阪府 近畿
見事に散らばっていますね。卓球は日本において成熟したスポーツだと言えます。
人気も出てきました。福原愛選手や石川佳純選手を知らない人はいないでしょう。
もっと人気が出て、卓球選手の努力が認知され、尊敬されるスポーツになるには、やはり世界の舞台で日本人が勝つことでしょう。
ガンバレ!ニッポン!
平岡義博
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