成本綾海(なるもとあやみ)は1995年3月13日生まれ岡山県瀬戸内市出身の左シェーク裏表の異質攻撃型。
前陣速攻を得意としバック面の表を生かした変化での攻撃と粘り強いプレーが特徴です。身体能力が高く素早いフットワークや王子サーブも魅力の一つです。
王子サーブの構えをする成本選手
兄と姉の影響で5歳から卓球をはじめました。岡山県内にある安井クラブで過ごした小学生時代は全国大会に出場はするものの、大きな結果は残せずにいました。
小学校卒業後は石川佳純選手らを輩出した大阪の強豪校四天王寺羽曳が丘中学校へ入学し、名門のミキハウスJSCに入団しています。中学時代はレギュラーとして全国中学校卓球大会で2年連続団体優勝を経験し、3年生の時には女子シングルスで3位入賞を果たしました。この頃から全国でも戦える実力をつけ始めます。
高校は四天王寺高校に進学し、2年時のインターハイでは学校対抗で優勝、女子ダブルスで準優勝に輝き、3年時には女子ダブルスで3位、シングルスでベスト8進出を果たしました。
高校卒業後は、関西の名門・同志社大学に進学します。1年生の関西学生春季リーグからリーグ戦に出場し、シングルス7勝0敗という圧巻の成績でリーグ優勝に貢献しました。大学4年間ではリーグ戦通算54勝2敗の成績を残し特別賞を受賞しています。
また、大学4年時の2016年の全日本大学総合選手権(個人の部)では見事女子シングルス優勝を飾りました。
同志社大学卒業後は実業団の名門、中国電力に就職し日本リーグでチームの主力として活躍しています。
2017年のユニバーシアード(台北)では山本怜選手と組んだ女子ダブルスで金メダルを獲得、2020年にはビッグトーナメントででは宋恵佳選手と組んだ女子ダブルスで優勝、さらには翌年も同大会女子ダブルスで優勝し連覇を飾るなどの輝かしい成績を残しています。
2022年の全日本選手権は宋恵佳選手と組んだ女子ダブルスで準優勝、2022年全日本社会人卓球選手権大会女子シングルス準優勝、井絢乃選手と組んだダブルスでは優勝しています。
日本リーグでは2017年度前期1部ファインプレー賞、 後期1部新人賞を皮切りに最高殊勲選手賞を2度、優秀ペア賞を5度受賞してます。
また、2022-2023シーズンより京都カグヤライズに所属しTリーグに参戦、日本人エースとして奮闘しています。
バック表で横回転を入れたツッツキの方法を紹介する成本選手
「成本綾海の横回転ツッツキ。異質ラバーで変化させミス誘う」より
ピッチの速い成本選手のフォアドライブ
「成本綾海のフォアドライブ。速いテンポで連続で打つには」より
「【成本綾海】得意の王子サーブ、バックの変化で攻める!」からも成本綾海選手の動画を視聴できます。
日本リーグやTリーグ、様々なステージで戦い続ける成本選手に今後も注目です!
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