安藤 みなみ(あんどう みなみ)選手は1997年2月12日 生まれ愛知県名古屋市港区出身右シェーク裏表異質攻撃型。
バック表でチャンスをつくりフォアの強打での得点パターンを得意とし、前陣でのピッチの速いラリーが特徴です。
ITTF世界ランキング最高は29位(2019年5月)
親と兄の影響で就学前からラケットを握り、小学校時代には愛知の名門卓伸クラブに所属していました。
中学からは幼い頃から憧れていた福原愛選手と同じ青森山田中学・高校と進学しました。
しかし当時、青森山田女子卓球部は方針変更により2012年の安藤みなみ選手を最後に新入部員を迎えていませんでした。
安藤みなみ選手が高校2年時、山本怜選手、宋恵佳選手、相原なつみ選手の4人で挑んだ団体戦が青森山田高校として出られる出られる最後の団体戦となりました。決勝戦では惜しくも四天王寺高校に敗れましたが準優勝、相原なつみ選手と組んだ女子ダブルスではベスト4という結果を残しています。
3人の先輩が引退し1人になった安藤みなみ選手は転校を余儀なくされました。
熊本の強豪慶誠高校に転校したあとも着実に力をつけ、高校3年のインターハイでは女子シングルスでは準々決勝で森さくら選手にゲームカウント3-4で破れるも自己最高のベスト8まで進みました。
高校卒業後は関東の名門専修大学に進学します。大学1年の春季関東学生リーグではシングルス7戦全勝、ダブルス6戦全勝と素晴らしい結果を残しています。
2017年の全日本卓球選手権の女子シングルスでは優勝候補の伊藤美誠選手を下し話題となりました。
また同年の全日本学生選手権では女子シングルス優勝、枝松亜実選手と組んだ女子ダブルスで優勝と2冠を達成、さらに翌年も2冠で2連覇という偉業を成し遂げています。またユニバーシアードの代表に選出されるなど国際大会でも多くの結果を残し日本トップ選手となります。
2018年全日学シングルスで優勝した安藤みなみ選手(左)と及川瑞基選手(右)
専修大学を卒業後は実業団の十六銀行に就職し日本リーグで活躍していました。
1年目の2019年、チームのリーグ優勝に貢献し前期日本卓球リーグ最高殊勲選手賞を受賞しています。
2021年には大学在学中(2018-2019シーズン)も所属していたトップおとめピンポンズ名古屋の一員としてTリーグに参戦、同時に十六銀行を退社しプロ転向を果たしました。
2021年のアジア選手権では実に47年ぶりとなる女子団体の優勝に貢献、さらに女子シングルスでも3位という素晴らしい成績を残しました。
邱建新監督(右)に指導を受ける安藤みなみ選手(左)
青森山田の先輩 鈴木李茄選手(左)、山本怜選手(中央)、安藤みなみ選手(右)
国内外で活躍する安藤選手には今後も期待が高まります。
安藤みなみ選手の動画はこちらからも視聴できます。
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