全てのスポーツの全国大会が中止。
9年前、3.11東日本大地震のため高校卓球選抜大会が中止になりました。
当時、私の次男も福島県郡山市の高校二年生で最後の高校選抜出場を決めて練習に励んでいました。
ワイフも応援の準備を進め楽しみにしていました。
しかし、突然の大地震に原発の爆発。
世の中は大混乱になり、高校選抜が中止になるのも当然のことのように受け入れました。
親としては、とても残念な思いでした。
それ以上に、子供たちは震災と原発事故の
【 犠牲者 】となりました。
今回の新型コロナウィルス感染症による各選抜大会の中止は、東日本大地震の時とは、少し違いますね。
今回も多くの犠牲があります。
子供たちも犠牲者ではありますが、
【 大義ある犠牲者 】だと思います。
日本でこれ以上の感染を防ぎ、国際社会での孤立を避けるための犠牲です。
政府の政策も大義に沿うものであってほしいです。
東日本大地震の津波や原発事故による犠牲者は、ただの犠牲です。
選抜関係者の悔しい思いは痛い程わかります。
私もそうだっただけに。
『手紙〜拝啓 十五の君へ』
アンジェラ・アキ
口惜しかっただろう次男の気持ち
この歌は胸に突き刺さるものがあります。
すでに成人している次男ですが、
今でもこの歌を聴くと、びっくりするくらいの大粒の涙がでます。
拝啓 この手紙読んでいるあなたは どこで何をしているのだろう
十五の僕には誰にも話せない 悩みの種があるのです
未来の自分に宛てて書く手紙なら
きっと素直に打ち明けられるだろう
今 負けそうで 泣きそうで 消えてしまいそうな僕は
誰の言葉を信じ歩けばいいの?
ひとつしかないこの胸が何度もばらばらに割れて
苦しい中で今を生きている
今を生きている
拝啓 ありがとう 十五のあなたに伝えたい事があるのです
自分とは何でどこへ向かうべきか 問い続ければ見えてくる
荒れた青春の海は厳しいけれど
明日の岸辺へと 夢の舟よ進め
今 負けないで 泣かないで 消えてしまいそうな時は
自分の声を信じ歩けばいいの
大人の僕も傷ついて眠れない夜はあるけど
苦くて甘い今を生きている
人生の全てに意味があるから 恐れずにあなたの夢を育てて
Keep on believing
負けそうで 泣きそうで 消えてしまいそうな僕は
誰の言葉を信じ歩けばいいの?
ああ 負けないで 泣かないで 消えてしまいそうな時は
自分の声を信じ歩けばいいの
いつの時代も悲しみを避けては通れないけれど
笑顔を見せて 今を生きていこう
今を生きていこう
拝啓 この手紙読んでいるあなたが
幸せな事を願います
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