この一年コロナ禍において最も懸念する事は、
子供たちの人との出会いが少ないことでした。
ジュニア教室の子供たちは、大会も無いし、
他チームとの交流もほとんどありませんでした。
そんな時、卓球理論を学びたいとジュニア練習に
参加してきたのが法政大学の渡辺響くん。
今春、大学を卒業して故郷に帰り就職。
仕事しながら地元の子供たちに卓球を
教えてたいとの思いを持っています。
今日は、最後の練習日になりました。
子供同士で打ち合うのを練習の基盤にしている
我クラブですがやはり強いボールを受けたり、
強い選手との練習は貴重です。
渡辺君には、子供たちとの練習相手の中で、
私の卓球理論や練習方法を学んでもらいました。
人との出会いが、人生を形成すると言っても
過言でないと思います。
良い『出会い』は、
良い『運』を呼び込みます。
渡辺君が、故郷に帰って指導を始めたら、
きっと凄い才能を持った子供に出会うと
確信しています。
メンタル指導も大事。技術指導も大事。
「一番大事なのは『 運 』なんだよ」
と最後のアドバイスをして別れました。