林孝哉が、3月26日の大学卒業式の前に学生最後の卓球をうちのクラブの
ジュニアを相手に練習してくれました。
孝哉が入会して来たのは、小5の3学期。
ハヤシなので『ハッピー』と呼ばれて、直ぐに皆んなと仲良くなりました。
元気があって一所懸命に練習するので、チーム全体の練習に活気が出てきました。
しかし、ラケットにボールが当たらない、回転に対して感覚が無い。要するに、下手クソで超絶弱い
もちろん大会でも全く勝てず、チームは予選落ちばかりの厄病神 (-。-;
それでも、練習に来るといつも宇田幸矢と打ち始めていました。
2つ年下の幸矢でしたが、すでに日本一で、孝哉が相手では練習になりません。
「やめろ、やめろ、勝手に打つな」
「幸矢 日本一! 孝哉 予選落ち」
「同じとこは、日本イチと予選オチの
最後の[チ]だけだ」
小6の1年間は、かなりキツかったでしょう。
バスと電車を乗り継いで1時間半以上かけ、大田区から調布市まで毎日通って来て、練習で私に怒鳴られっぱなしですからね。
中1の都大会では、第1シードと関東大会代表決定戦。
相手の油断で1ゲーム目は縺れ、ネットインとエッヂが3本続いて1ゲーム目先取。
声を出しまくり勢いに乗ってそのまま勝利。
1年生で都大会3位。関東大会でも全国中学校大会代表になる奇跡の快進撃。
全国中学校代大会には、1年から3年生まで、3年連続シングルスで東京都・関東代表として出場しました。
卓球だけでなく勉強も頑張っていて、高校は明治大学付属中野高校に進学。
インターハイや全国選抜、国体に出場。
明治大学では、全日本学生にも出場。
コロナ禍で関東学生リーグ戦を存分に味わうことができませんでしたが、勉学にも励んで、4月1日から皆さんも日々お世話になっている有名な会社に入社。
良き出会い、根性と努力が、大事だと教えてくれる林孝哉です。
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