2024年最後の試合 ベイグ ノイシュタッド戦がホームで行われました。前半戦の最終戦ということもあり満員のお客さんがシェークハンズ アリーナに足を運んで応援してくれました。

今節もバスティーは不出場。対するベイグノイシュタッドもカナック ジャー（アメリカ/WR60位）がUSオープンに招待されているため不出場。しかしエースのベネディクト・デュダ（ドイツ）はキャリア最高の世界ランクを17位まで上げており チームが勝つにしても僅差の試合を勝ち切らなければなりません。

前節までのアウェーゲームでは相手エースに真っ向勝負するために3番手扱いだったJInは この試合は1番手起用。左利きに2連勝しているアレグロが2番。ラッセンフォーセ（ベルギー/WR149位）に2連勝中のフィリップが3番。

17:30 試合スタート…

1番 Luiz（フランス）vs Jin。サーブ+3球目攻撃のフルスイングで得点を狙う Luiz はオクセンハオゼン戦で カルデラーノ（ブラジル/パリ五輪4位）に勝利するなど 入ってくると プレッシャーがかかり やりにくい相手です。第1ゲーム大量リードからジュースに追いつかれ「Jin ここを乗り切れ！」と心で叫び 何とか勝利すると 第2ゲームからは落ち着いてボールを捌き 3対0での勝利！第1ゲームの勝敗が全てでした

2番 Duda vs アレグロ。対左に2連勝中のアレグロ。第1ゲームをジュースまで追い込みますが このゲームを奪えず 落ち着きを取り戻した Duda の豪打に捕まり0対3で敗退

3番 ラッセンフォーセ vs フィリップ。過去2戦同様にロングサーブが威力を発揮し サーブからの展開では得点を量産するものの バック前に下回転サーブを集められて試合展開が不利に傾きます。タイムアウト後はバック前もフォアでレシーブすることを心がけ ゲームカウント1対2と追い詰められた第4ゲームを 18対16で取り返します。最終ゲームもジュースで勝利！

4番 Duda vs JIn。猛烈に切れた下回転サーブから豪打を放つ Duda に2ゲームを先取され なかなか突破口が見出せない展開.. 第3ゲーム10対9の場面でタイムアウトを取り このゲームを奪い返すと 徐々にレシーブからの展開もスムーズになり 伝家の宝刀の「カウンター」が決まり始めます！最終ゲームも中盤まで一進一退でしたが 完全に DUda のボールの質を捕まえ 「魂の入った」フォアハンドを打ち込んだ Jin が値千金の勝利！

チームも3対1で勝利し シェークハンズ アリーナ にスタンディングオベーション 起こりました！

【ハイライト動画です】

2番の試合終了後のブレークタイムでは コハルの世界ユース「シングルス銅メダル 団体銅メダル」を紹介していただき 一生の思い出になるような素晴らしい写真をいただきました。

これで2024年の全ての試合が終了しました。昨シーズンよりもハイレベルなシーズンの中で プレーオフ圏内の4位で折り返すことができたのは ある意味 想定以上でした。ただ後半戦に同じ勝ち星を稼げるとは全く思えません。計算せず 1試合1試合全力を尽くすしかなさそうです。

後半戦は1月6日（月）オプチョロフ率いる Fluda をホームに迎えてスタートします。