ヨーロッパでは クリスマス休暇は 家族とゆっくりと時間を過ごすための 年に一度の大きな休暇です。オクセンハオゼンの選手達も母国へ戻り 本人1人しか残らなかったというので 戸上 隼輔 選手がクニックスホーフェンに遊びに来てくれました。
目的は「ゆっくりと休養を取ること」ということで 最終日に半日だけ練習をしましたが あとはテルメに行ったり 散歩したり。
「日本食を腹一杯食べたいっすね!」とリクエストをもらっていたので「日本食チック」な 焼き肉を 満足いくまで食べてもらいました。
普段は物静かで「オーラを出さない Off-モード」の戸上選手ですが コートに立つと「オーラ全開の ON-モード」
練習に対する集中力 スイングの速さ は やっぱり凄い!!
「板垣さん ドイツに来て何年目ですか?」と質問され「9年目だけど ドイツでの生活の90%も理解できていないよ」と答えました..
「海外でプレーしたほうが良い。海外でプレーすれば人間的にも大きくなれる」とアドバイスされる方もいると思いますが、実際に生活したものしか分からない、本当に困難なことばかり..
日本での生活とは全く異なり 言葉や習慣だけでなく卓球スタイルまで 色々な人がいて 色々な考え方があり ストレスを感じることだらけの生活かもしれません。が「世界の頂上に登ろうとしている若武者」は 自ら試練の道を選び 数年後には どんな困難な場面にも臆することない鎧を身につけているのだと思います。
ブンデスリーグでは敵チームですが いち日本人の卓球ファンとして 2028年ロサンゼルス五輪で悲願の金メダルを掲げる彼の姿を夢見たいと思います!
アンドロの写真撮影の時に「コージ、ヨーロッパではクリスマス休暇中は練習する場所がない。クニックスホーフェンは練習しているの?もっともっと練習をやり込みたいんだけど」と Sabine Winter 選手(ドイツ🇩🇪/WR59位)
「僕らは日本人だから毎日毎日 午前午後の練習を繰り返すよ。練習相手として少々物足りないかもしれないけど それでも良かったら是非来て!」
12月27日から31日まで 休むことなく ハードな練習を自らに課していました。
自分なりにベストを尽くした2024年も 残り僅か。どんな2025年が待っているか 楽しみです!
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