エース対決。及川選手４G目マッチポイント！

本日の試合は重要な一戦でした。現在４位の我がKonigshofenは５勝４敗３引き分け。対する９位のFurstenfeldbruckは４勝５敗４引き分け。大混戦の今シーズンは１回負けると９位まで下がる可能性があります。
及川選手が怒涛の３点取り。ビボニー選手、マレック選手も勝利をあげ６対１で勝利し３位に浮上しました。１月から好調の及川選手は今日もシングルスの第１試合で勝利し、後半のエース対決へ。対するObeslo選手（チェコ）も好調で、現在ブンデスリーグ個人ランキング４位。先週の試合でもシングルスで２勝を上げています。試合は及川選手がゲームカウント２対０とリードし、３ゲーム目も１０−７とリード…

ここから逆転され３ゲーム目を落とし、落胆する及川選手。

先日、マレック選手（４？歳）と夕食を食べている時でした。「Mizuki（及川選手）はKojiが来てから心が強くなったよ。前半戦は逆転されたり、負けたりすると落ち込んで心の強さが出てこなかった。Mizukiは本当に頑張り屋だ。たった一つ足りないことは、気持ちの強さだよ。コートに立ったら、あれだけ厳しい練習をしている自分を信じて戦うしかないのさ。体を強く動かすのは脳であり心だよ。それが長いシーズンを戦い抜く心構えだよ。」

その場面が今やってきました。落胆してベンチに戻る及川選手に
「長いシーズン、こういうゲームは沢山あるよ。４ゲーム目は気持ちをしっかりしていこう。１本目から声を出し向かってくぞ！」のアドバイス。戦術はなし。

吹っ切れました。１０−１。そして冒頭のバックハンド・フルスイングドライブ！
振り切りました。

試合が終わり、帰国のため急ぎフランクフルト空港に向かう及川選手に一声だけ「ナイスゲーム！強かったぞ！」

今日の沢山の方が会場に足を運んでくださいました。

強い気持ちを見せたいと思います。