3月10日(木)深夜に及川、三部、一ノ瀬をシュツットガルト空港に迎えに行き、先に来ていた高橋も含め、ようやく4人が揃いました。本来なら3月1日の青森山田高校の卒業式で「卒業おめでとう。6年間よく頑張ってくれました」と声をかけたかったのですが、今年はそれができませんでした。
そこで今日はドイツで「卒業を祝う会」です。本当に最後まで頑張ってくれました。今後もドイツでプレーする選手とは会うことができますが、なかなか集まれる機会はなさそうです。
25歳で高等学校の教員をスタートし20年。彼らが最後の卒業生です。
写真撮影担当は
専修大学3年生・平成27年度全日本学生選手権シングルス・ダブルス日本一の鈴木李茄さん(選手)。青森山田高校の卒業生です。現在BTTCに一人で来て邱建新コーチから指導を受けています。
「これからも頑張って」と声をかけながら「自分も負けじと頑張る」決心が固まります。
午後は明日のアウェイゲームのため、ドイツ東端のオーストリアとの国境の町 Passau まで車での移動。ホテルにチェックインするまで5時間の運転でした。遠いです…
ここPassauはドナウ川・イン川・イルツ川が一つの大河となる有名な町です。
絶景です。
ドナウ川に写る教会(板垣撮影です)
ライトアップされるシュテファン大聖堂(及川選手の撮影です)
全く聞き取れないドイツ語のラジオを流しながら、ひたすらアウトバーンを東へ運転している時に「Fukushima」という言葉を聞き取りました。
3・11は東日本大震災発生の日。あれからもう5年。その後のラジオでは日本語で現在の復興状況が流れてきました。
何か出来る訳でもなく本当に気持ちだけになってしまいますが、1日も早い復興を、遠いこの地から心より願っています。
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