及川選手はこの最終戦で1ゲームも落とさず2勝できましたが、実は4月初めに帰国した際、平岡コーチに指導をお願いしていました。及川選手は私がドイツに来てから3敗しました。前節のSarrbruken戦で負けた試合の後、及川選手に「どこが足りないのか?」質問したら彼の答えは「気持ち」でした。確かに卓球は強い精神力が必要ですが、もっと客観的な分析が必要です。この3敗には技術・戦術的に負ける共通点がありました。そこを本人と平岡コーチに伝え、平岡コーチが構築した新理論に当てはめて教えていただきました。やはりドンピシャリでした。試合前日に実際に及川選手のボールを受けてみましたが、ボールの質が格段にアップし、無駄な動きが無くなっていました。(平岡新理論は来月特集してシェークハンズで取り上げるとのこと!)
及川選手がエース対決で勝利し、奥のコートではVybo先生が大量リードを奪っています。相手をかわす・逆を突く、その素晴らしいテクニックは絶賛に値します(笑)!このVybo先生は結局、通算成績23勝10敗!もう一人のチェコ選手Marekは、通算20勝7敗、驚異の3,4番手として優勝に大貢献してくれました。
優勝の瞬間をビデオに収めようと録画を始めた途端、急に連続失点をし始めたので、「まだ早い、まだ早い」と一旦録画を止め …
試合前日の午後の本会場での練習で、誰もいない観客席に向かって【優勝した瞬間のガッツポーズの練習】を繰り返していた選手がいることを私は知っています(笑)。
町の卓球が始まって以来の優勝に大喜びのお客さんです!!この優勝決定戦の「この瞬間」を一目見ようと、今まで試合を見に来てくれたことのなかった一般の方々や、近隣の卓球チームが会場に足を運んでくださったおかげで、観客動員数新記録が生まれたのだそうです(嬉)。
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