男子シングルス・現在ビック4と呼ばれている中国選手の壁は本当に厚いです。現地で生で観られた方は、彼らの体格や打球音に驚かれたのではないでしょうか。プラスチックボールになり、ますます打球点が速くなったバックハンド。そして回転量の多いボール。
彼らはとにかくボールを「薄く」捉えます。他国の選手が2対8くらいなのに対し、中国選手だけは1対9くらい。肩を最大に使ったフルスイングの9割を回転を生み出すために使っているような感じです。その回転量の多いボールをコート「深い所」にコントロールしながらラリー戦を組み立てているので、相手が決定打を打つのは容易ではないと思います。中国ラバーの特性だけでない「何か」が違っていると認めざるを得ません。
冒頭の写真はロンドンオリンピックチャンピオンが中国総監督からお説教?(なのでしょうか)を受けている所をパチリ。見慣れた光景です^^ リオデジャネイロ・オリンピックに向けて厳しい一言なのかもしれませんが、悔しいくらい盤石の準備です。
注目のリオ・オリンピックのシード争いもいよいよクライマックスです。日本選手、頑張れ!
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