11月5日(土)19:00から始まったアウェイでのグレンツァオ戦。BTTCで邱コーチに仕上げてもらった平屋コーチが前節に引き続き出場しました。グレンツァオは現在最下位ではありますが、エースのMino選手が強く、やはりギリギリの勝負になると予想していました。Mino選手はベネズエラの選手でリオ・オリンピックにも出場している強敵です。今期の2部リーグでもここまで7勝1敗と勝率単独首位をキープしています。
No1.Vybony・Kilian組 0-3 Mino・Jorg組
No2.平屋・Filip組 3-0 Fucec・Sauer組
No3.Filip 1-3 Jorg選手
No4.Kilian 0-3 Mino選手 Mino選手は集中力が高く、凡ミスが少ない選手です。各セットは競りますが勝ちには届かず。
No5.Vybony 3-1 Sauer選手
No6.平屋 2-3 Fucec選手
カット打ちが得意(という噂)のFucec選手に5セット目の8対8まで競りますが最後に打ち込まれてしまいました。
No7.Filip 1-3 Mino選手
ここまででMino選手に3点取られ、これで合計2対5。もう勝ちがなくなり良くて引き分け..なんとか負けずに引き分けに持ち込みたい!
No8.Kilian 3-0 Jorg選手 流れを変える完勝で試合を繋ぎます!
No9.Vybony対Fucec選手の試合がもつれている間に、
No10.平屋 3-0 Sauer選手。
1ゲーム目までベンチコーチをしていましたが「この試合だけは絶対勝ちます。板垣先生はビボの方に行ってください!」の平屋選手の声を聞き、私もVybonyの応援へ!しかしゲームカウント0対2と崖っ淵に立たされます。Vybonyが勝てばNo.10の平屋選手の勝ちが成立し5対5に、負ければ3対6でチームの負けになります。
アウェイゲームではありますが、クニックホーフェンから駆けつけてくれたサポーターの方たちとホームゲーム並みの声援を送り「ビ・ボ!ビ・ボ!」の大声援。ここからビボ選手が巻き返します!ゲームカウント2対2に追いつき、とうとう最終ゲームに!立ち上がり0対3になりビボがたまらず「タイムアウト!」ここで珍事が起こります。ビボ選手は2ゲーム目の1対5でベンチに色々話かけたため審判にタイムアウトを取ったとカウントされていました(でもビボは気づいていませんでした)。よって5ゲーム目のタイムアウトは成立せず…。ところが偶然に流れが変わって3対3に。3対6。6対6。8対6。8対8。9対9。
ここで執念でボールを繋いだビボ選手のブロックを相手がイージーミス。10対9!最後は意表をつくフォアへのロングサーブ!執念でフンフ・フンフ(5対5)の引き分けに持ち込みました(安堵..)
このリーグで負け試合を引き分けに持ち込む意味は大きいです。まるでウィナーチームのようでした。冒頭の写真は帰りのバスに乗る際のものです!
試合終了22時30分。レストランで夕飯をとりながら今日の引き分けについてみんなで語り合いグレンツァオ出発0時30分。クニックホーフェン着3時30分..
翌日は全く起きれませんでした(泣)
次節は12月3日(土)強敵Passau戦です。オーストリアオープンとスウェーデンオープンがあるためです。
現在5勝1分けで単独首位ですが、先はまだまだ長いです。1試合1試合が勝負です。
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