2016年1月18日にドイツに来た時チームは10チーム中9位で3部への降格の危機を迎えていました。決して自分で何かできたわけではありませんが、そこからチームは勝ち続け(引き分けもあります)奇跡の逆転優勝を遂げました。
2016-2017シーズンもチームは負けず、自分としても16戦14勝2分けでしたが、とうとう負けました。
昨年も最終戦で優勝を争ったユーリッヒは強かったです。
吉村選手がこのエース対決の大一番を制し試合の流れを引き戻します。
4対5で迎えたラスト。マレック選手が最終ゲーム1-7と負けていましたが執念で9-9に追いつきます。
とうとう負けました..。
「コウジ。試合は負けたけど卓球というスポーツを見に来てくれたたくさんのお客さんには卓球の醍醐味を伝えることができたよ。」
何人もの方に試合後に声をかけていただきました。ありがたい言葉ですがやっぱり負けは許されないと思っています。「良い試合だったね。」は今までも数え切れないほどありました。青森山田時代、負けて(故)木村理事長から怒鳴り散らされたことがありましたが、そのおかげで奮起し日本一を奪回することができました。その時に「負けてはならない」と言う気持ちを教えていただきました。特にリーグ戦なので1試合くらい負けてもいいと「負けに慣れること」だけはなりたくないです。今は激励はしてくれますが叱咤する方はいません。しかし選手も日本、クロアチア、チェコと各国から来てくれていますし、多くのサポーターのためにも自分を叱咤し後半戦に向けて準備していきます。
今日は試合の合間に「チームは来シーズンは1部に挑戦しようと考えています」というプレゼンテーションがありました。
だからこそ尚更勝たなければならなかった試合でした。
後半戦は1月7日(土)から始まります。勝負です。
プレミアムサービスで板垣孝司監督の卓球指導動画が見放題