来シーズンから1部に昇格する計画を進めるためにチームの関係者とオクセンハオゼン vs ブレーメンの試合を見てきました。車で300km離れたオクセンハオゼンまで3時間のドライブ、試合開始の15時前に会場に到着し、卓球台の設置や受付の対応、観客席の配置などを参考にさせてもらいました。
会場ではこのチームでコーチをしている元フランスNTヘッドコーチのミッシェル・ブロンデルさんともお会いできました。奥様が日本人のミッシェルさんとは何度かお会いさせていただいたことがあり、日本の卓球界の話題に花が咲きました。
オクセンハウゼンでは村松雄斗選手(東京アート・2017世界選手権日本代表)がプレーしており今日はエースとして出場しました。全日本選手権が終わりすぐにドイツに来て試合という日程で、体調がベストには遠いと語っていましたが勝負強さを発揮し1番で3対1で勝利しました。ブンデスリーグの良さは何といってもトップ選手の試合が間近で見られることです。迫力あるラリーや試合終盤の緊張感はもちろんですが観客席から見ているだけではわからない選手の息使いやつぶやき(独り言)まで聞こえてきます。村松選手は4ゲーム目の10対9リードのポイントで「強気でフォアを攻めないと!」と自分に言い聞かせ、実行し勝利を収めたのは素晴らしいと思いました。
私の座席の後ろから日本語が聞こえてきたので声をかけました。話を伺ったところ中国で日系メーカーに勤務し家族と一緒に駐在生活を送っておられるそうです。今回中国春節休みを利用してドイツ旅行に来てちょうどオクセンハウゼンのゲーム観戦のチャンスがあったので、鉄道・タクシーを乗り継いで来たそうです。お子さんが卓球をしていて海外で活躍する(日本人をはじめとした)一流選手のプレーを息子に見せたいと思っていたことやお父さん自身も間近で観戦出来るドイツブンデスリーガを生で見たかったことからオクセンハオゼンにきたそうです。村松選手からサインをもらいお子さんは大変喜んでいました。話をしていくうちにお子さんのコーチの話になり、何と青森山田の卒業生の李 明明さん(福原さんと同級生)にコーチを受けているそうです(驚)!
Tリーグ立ち上げも決まってお父さん自身も日本の卓球界の盛り上がりに期待されており、先日の新聞記事まで紹介していただきました。
オクセンハオゼンにはマスコットキャラクターもいます。
会場にはたくさんのお客さんが足を運び選手に声援を送っていました。
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