試合を終えて帰宅したのが夜中の2時。やはり大接戦でした。
今日は「迷わないタイムアウト」を取ることができました。勝負はやっぱり一瞬です。その一瞬を逃さないようにしなければなりません。
1番の Kilian 選手対 Flemming 選手の試合のタイムアウトは第4ゲーム10対9の場面でした。Flemming 選手はフォア前のレシーブをやや苦手としていますが、2本連続で同じサーブを出すと思い切ってバックで狙ってきます。バックでフリックされるとスピードがあり得点をするのが難しくなるので、ここはあえてFlemming選手の得意なバック前に横下回転サーブ。バック前のフリックはコースは読みにくいもののキリアン選手はオールフォアでボールを捉えることができると判断しました。正直、ラッキーなレシーブミスでしたが結果オーライでした。
Darko 選手のタイムアウトも第4ゲームジュースの場面。得意のフォアサーブは力が入り少し長くなってしまっていたので、確実にツーバウンドさせられるバックサーブで勝負です。Nico 選手のバックハンドサーブに対するレシーブは Darko 選手のフォア半面にしか来ないので、もしレシーブが入っても凡ミスさえしなければ勝てる計算でした。やはりラッキーなレシーブミスでしたが結果オーライ。
及川選手のタイムアウトは第3ゲームジュースの場面。今日は攻め急いでいた及川選手。ミドル前への縦回転サーブで間違いなかったのですが、回り込みをすると打球点が落ちて振り回されるので、バックで待つように伝えました。深いレシーブなら相手のミドルへバックドライブをすればフォアクロスへは打てないのでバックを待つ。ストップが来たら回転量の多めの高くて浅いチキータで相手のタイミングを外す。結果的には後者のパターンになり勝利できました。
苦しい試合でしたが勝つことができ準々決勝に駒を進めました。
次の試合は1日挟んで10月1日(日)のアウェイゲームに出発します。
もちろん家族は寝ていましたが、今日の試合では妻が単複3勝。アキトが2勝1敗。私はベンチコーチで3勝1敗。
妻が珍しくご機嫌でした。「今日は1セットも落とさなかったけど、あとはカットからの攻撃だけだな..」と反省していましたが。
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