ポーランドオープン予選リーグ1日目が始まりました。及川選手はアンダー21、男子シングルスともにシードのため金曜日からの試合です。本国のコーチが体調を崩し試合に来られないクニックスホーフェンのDarko選手と、単身この大会にエントリーしている吉田海偉選手のベンチに入りました。
Darko選手は序盤から精度の高い台上プレーと相変わらずの豪快な当たりのバックドライブを要所で決め、まずは1勝。
吉田選手は世界ランク40位前後ながらも、規定で一旦ランキングが消えているため予選リーグからの出場です。対するロシアの選手は若手ながら最近の試合ではシバエフ選手とガチナ選手にも勝っている伸び盛りの選手です。
夏に帰国した際にシェークハンズの練習場(水道橋)でちょうど撮影をしていた吉田選手。私が青森山田に勤務しはじめた時に青森短大2年生だったので一緒に練習場にいる時間こそ短かかったですが、現在もまだまだ押しも押されぬトッププレーヤーとして活躍中です。
豪快な一発が印象に残る吉田選手ですが、試合はほとんど細かい技術で戦います。
細かい技術からの粘り、長いラリーでの粘り、出るか出ないかの判断、そして「隙あらば一発撃つよ!」のオーラ!
このオーラにみんなやられています^^
試合前は(冒頭の写真)ラケットケースのお守りと子供の写真を見てからコートに入ります。「写真撮っていい?」と聞いたら「もちろんです。僕は家族のためにコートに立っていますよ」と。
素晴らしいです。卓球と家族を愛する彼の心を本当に尊敬します。
昨夜はロングドライブでした。ナビゲーション上では8時間半の運転でしたが、幸いにドイツの祝日のため高速はガラガラ。「ラッキー!7時間半で着くな。」甘かったです…。ポーランドの高速が工事中で一旦降ろされ、二つ先の高速入り口までの迂回路が大渋滞で2時間半。後半は最も嫌な雨の高速運転。結局11時間半運転していました。
でもなんとか無事に着きました。選手が元気にコートに立てることが第一優先です。
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