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板垣孝司ブログ
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ドイツ1部監督。青森山田前監督

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板垣孝司の全レシーブ克服
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元青森山田学園卓球部監督、現ドイツプロリーグ1部チームのヘッドコーチ。初心者からトップ選手、ジュニア選手に有効な練習方法まで色々なテクニックを紹介します。
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2017年10月8日 10:26 公開

【 及川選手やりました!アンダ−21優勝 】ポーランドオープン4日目

【 及川選手やりました!アンダ−21優勝 】ポーランドオープン4日目

及川選手がアンダ−21で優勝しました。( 冒頭の写真はアンダ−21女子優勝の Mittelham 選手(ドイツ)と一緒に撮った写真です。)

決勝戦の相手は2011年ヨーロッパカデット優勝の Landrieu (フランス)。及川選手がどちらかというと苦手としている中陣から「キュンキュン」タイプ。決してパワーがあるわけではありませんが両ハンドで回転をかけて守るタイプです。
第2ゲームを「フォア攻め」で取り返しましたが、第3ゲームからはフォア攻めに対応され逆にミスが出てしまう展開になりました。
「何で振り回しているのに最後にミスをするのだろう」ずっとベンチで考えました。答えは「ゆっくりのボールで時間を稼がれている」でした。
あとのない第4ゲーム1対4でタイムアウト。今まで余り伝えたことがなかった「サーブ3球目で全部狙いに行こう」というリスクの高い戦術を選びました。「ラリーはしない!」
8対10の絶体絶命の場面で3球目のチキータ狙いフォアハンドを2本決め、最終ゲームは及川選手の回り込み3球目を嫌がり無理やりフォアを狙ったLandrieu選手が凡ミスをし始め逆転優勝をしてくれました!
日本にはなかなかいないヨーロッパの「キュンキュン」タイプに対し、思い切った戦術転換で勝ったことは価値があると思います。

やっぱり試合は「勝って覚える」です。新しいことを試しても勝たなければ本人の自信にはなりません。勝ってくれて良かったです。
もちろん次はシニアで勝たなければなりません。

吉田海偉選手のベンチには所属するポーランドのクラブの監督が入っています。今日の準々決勝も勝ち明日の準決勝に進みました。
彼は鉄人です。

長男のアキトも今日は頑張ったそうです。人数が足りなく急遽第2チームの試合に出場させてもらいました。北バイエルン州の大人リーグなのでアキトでは試合が成り立たないレベルですが。
夜23時に「今試合が終わり9対2で勝った」とチームメイトから連絡が入りました。「チームが勝てて良かった。」と思い長男の結果を聞いたら何とゲームオール9で勝って決勝点をあげたそうです。
先日のバイエルントップ16で負けた後「パパ。卓球の神様はいるんだね。今回の試合、確かに相手のネットやエッジが多かった。でも僕は手を抜いていたから、それを神様が見ていたんだと思う。だから神様に応援してもらえるように頑張るから」と言っていたアキト。
自宅に着くのは1時だそうです。

毎日毎日の積み重ねが大切。気持ちは強気で。必ず結果が出るはずです。

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