スロバキアの合宿から移動し、ハンガリーの首都ブダペストで行われた大会にバイエルンチームが出場しました。バイエルンチームを率いるのはクリスティーナ・トートさん。ハンガリー代表として長く国際大会で活躍した英雄です。(冒頭の写真)。
ルーマニア・ハンガリー・デンマーク他、各国の小学生のチャンピオンクラスも出場したこの大会は、なかなかレベルの高い大会でした。ITTFの公式大会ではないため、長男のアキトもバイエルン州選手として出場させてもらいました。バイエルンチームは団体ベスト16・シングルスも3人がベスト16止まり。力は出し切りましたがベスト8に入りたかったです。
日本では小学生の時から国際大会に出場するのは簡単ではありませんが、ヨーロッパでは国内大会よりもむしろ近隣国のオープン大会がたくさんあります。初めて見る各国の小学生が全力で戦う大会は面白かったです。
正月明けのスロバキア合宿はとても質の高いものでした。ドイツではあまり子供達の練習に厳しく注意する場面は見たことがありませんでしたが、ズボンココーチはまるで中国や日本のように「練習は10分前行動」「練習中の私語には厳しく注意」。アキトもその緊張感の中でクロアチア・スロバキアの小学生チャンピオンと練習を行い、この大会ではハンガリーのチャンピオンに負け、ルクセンブルグ・デンマーク・トルコのトップ選手とも対戦でき、大きな経験ができたように感じます。それにしても相手は「デカイ」です。男子よりも女子選手の中には「本当に小学生?」と思うような170cmオーバーの選手が何人もいました。羨ましい..
11歳以下の部には双子も出場。卓球人生初めての個人戦がこの大会でした。もちろん1勝もできませんが、「1勝したら会場で販売しているおもちゃ!」を目標に最後までボールに食らいつきました。
ドイツへの帰りはオーストリアを横断してのロングドライブ。ハンガリーからオーストリアへの国境警備で車1台ずつのチェックが入り、90分の大渋滞(泣)。こればかりはしょうがないです。ブダペスト出発12:30。自宅着0:00。ドライバーズ・ハイテンションになってしまいました。
二週間のクリスマス休暇が終わり、今日からほとんどの州で学校がスタートします。ブンデスリーグも週末14日(日)から後半戦第2節が始まります。
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