ホームで行われた前半戦の対グレンツァオはシェークハンズ平屋コーチの値千金の金星が大きく3対1で勝利しました。その1勝から選手たちは自信をつけ個人での勝ち星も伸ばし始めました。対するグレンツァオはブンデスリーグの名門ですがエースのコウ選手が出場できなくなりチームも現在最下位。シーズン当初の予想ではクニックホーフェンとグレンツァオが最下位争いではないか?と噂されましたが、「こっちは勢いがある!選手も力をつけている!」と見せつけたい試合でした。
この日のアウェイの1戦。1番のダルコ選手はグレンツァオのエース・グラシメンコ選手(カザフスタン・WR43位)を全く寄せ付けない試合運びで勝利。前半戦の対戦では勢いで勝った感じのあったダルコ選手ですが、今日の試合では前回の対戦から戦術を絞り完勝!
2番・今日のエースとして出場の及川選手対チオティー選手(ルーマニア)。中陣から安定した両ハンドを振るチオティー選手に対し、厳しい台上プレーから打球点の早いストレートボールでチオティー選手に卓球をさせず3対0の勝利!
3番のキリアン選手対ヨーク選手(ドイツ)。まだ硬さがあるキリアン選手でしたがジュースの場面でも落ち着いて戦術を実行し勝利。チームとして初めて3対0で勝利しました。
ハイライト動画です。
グレンツァオの選手はどこか集中力が低く一球に対する執念が低かったように感じました。これが勢いの差、モチベーションの差なのかもしれませんが、若い選手は特にこのアップダウンをなくさなければなりません。そういう意味ではクニックホーフェンの選手は全試合「ファイト」していると言えます。
この勝利で順位も7位に上がりました。ヘッドマネージャーのアンディー曰く「残り4試合全勝できればプレーオフに進める!」との事。もちろんその意気込みです。今シーズンのレギュラーリーグも残り4試合です。
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