ホームに9位のベイグノイシュタッドを迎えての第7節は1対3の敗退でした。及川選手はロブレス選手(スペイン・WR39位。前節で森薗選手に勝利)に負けた事がないので、今日は及川選手がエース、ダルコ選手が2番手での出場を決心しました。しかし、ロブレス選手が3番に下がり、トップの及川選手対カマル選手(インド・WR53位)、そして私がベンチコーチとして苦手としているデュダ選手(ドイツ・49位)をどう攻略するかが大きな鍵となった試合でした。
1番の及川選手vsカマル選手。長身でボールの威力があるカマル選手に対し台上ボールで先手を取ってからの速い連続攻守で3対1で勝利。まだ勝ったことがなかった選手だけに幸先の良い勝利!
2番のダルコ選手vsデュダ選手。前半戦ではゲームオールジュースで勝利し、今日も2対0とリードしましたが痛恨の逆転負け。バックサーブからの展開でストップレシーブを封じる戦術は最後まで得点できましたが、デュダ選手の質の高いサーブ3球目に最後まで打開策を見つけられませんでした。
3番に出場はクリストフ選手。地元クニックスホーフェン出身の彼はキリアン選手とともに幼い頃からチームを支え1部昇格に貢献した選手です。今日は初出場でしたが600人のサポーターに支えられロブレス選手からゲームを奪い最後まで食い下がりました。
4番のエース対決は及川選手vsデュダ選手。何度もビデオを見てサーブからの展開では得点に繋がるのですが、やはり彼の質の高いサーブからの得点システムには、あらゆるレシーブをしても確信まで届かず1対3で敗退。
【ハイライト動画です】
来シーズンもデュダ選手との対戦が続きます。今シーズンの私の大きな課題として残りました。
これでチームは5勝10敗。ベイグノイシュタッドも5勝10敗。グルーンヴェッターズバーグも森薗選手がコジー選手(フランス・WR9位)とカルデラーノ選手(ブラジル・WR16位)に勝ちチームの勝利に大きく貢献したため5勝10敗。3チームが同率で7〜9位です。
第8節は中一日で火曜日に行われます。アウェイでのオクセンハオゼン戦。前半は0対3での敗退だったので食い下がる執念を見せたいです。
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