明日からITTFチャレンジシリーズ・クロアチアオープンが始まります。
クニックホーフェンから780kmの運転でしたが、快晴に恵まれたため心地よいロングドライブでした。8時間の運転はあっという間でした。
会場では先週のスロベニアオープンで優勝した及川選手が青森山田の先輩の坪井選手(筑波大学)と汗を流していました。
ここザグレブは思い出深い場所です。今から6年前の当時、青森山田高校1年の坪井選手、青森山田中学3年の及川選手と三部選手を連れてザグレブに来ました。彼らが最初の世界ランキングを確定するために「勝ちやすい」プロツアーを探していた時に、その年からITTFがスタートした「ヨーロッパ・アフリカサーキット(だったと思います)」に自費参加しました。まだ携帯電話も今のように精度が高くなかった時代です。前週のミンスク大会(ベラルーシ)から転戦してきましたが、何も分からず四苦八苦したのを覚えています。そこで力を貸してくれたのが当時クロアチアナショナルチームのヘッドコーチだったズボンコでした。私どももクロアチアの選手たちと一緒に練習させてもらい十分な準備で大会に入ることができました。ロストバッケージのため短パンがなくジャージのままで練習していた選手たちに「彼らは足がショートだからロングを履いているのか?」とジョークを飛ばしたズボンコ。今でも鮮明な記憶があります。
携帯電話が機能せず、日本から持ってきたクロアチアの「るるぶ」を頼りにするはずが、「板垣先生、僕も読みたいっす。貸してください!」と言ったまま機内に置いてきたのはT選手でした。
いつもは体育館前やホテルの駐車場探しに四苦八苦するのですが、今回は駐車場係の方から駐車券をいただきました。ラッキーです!
クニックスホーフェンの選手たちはフル出場です。及川選手、キリアン選手、ダルコ選手、そして来シーズンクニックホーフェンでプレーするマヨロシュ選手(先週のスロベニアオープン・U-21で優勝)も。
今大会は日本リーグに所属する選手たちも出場しているため、先週よりさらにレベルが高いと思います。日本人同士の試合が上位進出への鍵を握っていると思います。
今日、日本リーグでプレーしている日本のトップ選手に「板垣先生のブログ楽しみにしています。特にブンデスリーグのハイライトビデオは最高に面白いです!」と言ってもらいました(笑)。
そう言っていただけるのはすごく嬉しいです。ついつい張り切ってブログを書いてしまいます。
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