アメリカのカナック選手(WR82位)は2000年生まれの17歳ながらすでに全米チャンピオンになり、更なる高みを目指すためにドイツ・ブンデスリーグ3部でプレーしています。2月にロンドンで行われたワールドカップ(団体戦)では香港のワン・チェンチュン選手(WR7位)に3対0で勝利するなど世界的に見ても将来有望な選手の一人です。まだパワーに欠けるもののバックブロック・台上処理・3球目攻撃など隙のないプレーが魅力でなかなか穴が見当たりません。パワーがあるためどうしても無理に攻めようとするキリアン選手にしつこく戦わせながら、試合の中盤からようやく戦術が固まってきました。しかし試合は最終ゲーム8対10…ここからキリアン選手は驚異的な反応を見せ逆転勝利!思わずベンチで大声で叫んでしまいました。
ベスト16決定戦はランビエット選手(ベルギー)。ブンデスリーグ1部のブレーメンでプレーしている選手です。過去の対戦は互角でしたが、今日はキリアン選手のプレーに迷いがなく、4対2で勝利!
嬉しいことですが、今朝チェックアウトしたホテルにすぐに行き「選手が勝ってくれたのでもう一泊したいのですが?」とお願いすると「おめでとう!昨日と同じ部屋を開けて待っていたよ!」と答えてくれました。
及川選手も専修大学の先輩である田添選手に勝ち、同じくベスト16入りしています。
明後日の最終日まで誰が勝ち残れるか全く予想がつきません。全選手にチャンスがある大混戦です。
一試合一試合、執念と集中力の勝負になりそうです。選手もベンチコーチも..
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