クロアチアオープンから帰国した4月14日(土)はKids達のトーナメントでした。車で一時間離れたブルツブルグでの試合でしたが、運転中の眠気が一気に吹っ飛ぶ事がありました。クラブとの確認ミスで「コハルは試合に出場できるけどカズトは出れない」と聞いていたのですが、9時に体育館に到着しエントリーをしているとリストにカズトの名前が!「カズトは出れますか?」と聞いたら「ルーン地区で1位だったからもちろん出れます。」と。
10時試合開始で、今からクニックホーフェンに戻ったら間に合わない..慌てて何人かの方に電話しましたが仕事もあるし絶体絶命、の時に昨夜クロアチアオープンから帰ってきたばかりのキリアンが「コージ、カズトを送っていくよ」と連絡をくれました。
キリアンの運転で何とか試合に間に合ったカズト。「キリアン、ありがとう!本来なら体を休めなければならない日なのに」とお礼をすると「ノーノーコージ。もう少し見ていくよ。」
そしてキリアンはそのまま試合の審判をしてくれました。(ドイツでは子供達の試合には審判がつかなくお互いに点数を数えて試合をするので、途中でカウントがわからなくなることが頻繁にあります)。
それを見ていた大会主催者も「今年ドイツ選手権で準優勝したキリアンが来てくれて審判もしてくれています。」とアナウンスをしたので会場から大きな拍手が沸き起こりました。なかなかできることではないと思いますし、当たり前のように審判をしてくれたキリアン。本当に素晴らしい!
ぶっつけ本番で試合をしたカズト。準決勝で敗退しましたが3位決定戦を何とか勝って全バイエルン州大会への切符を掴みました。コハルは飄々と優勝しました。
キリアン、本当にありがとう!
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