12月29日と30日の2日間、チームの宣伝も兼ねてイベントに出席してきました。
1日目のイベントはメルリッヒスタッドという町(クニックスホーフェンから約20キロ)のスポーツホールで行われたイベント。
当初、チームメイトのドイツ選手も一緒に行く予定でしたが、二人とも急に参加できなくなり、私たち家族だけでのイベントになりました。平岡コーチの講習会が大成功に終わり余韻に浸る間もなく、我々家族と平岡コーチで直ちに移動しました。マネージャーのアンディーも仕事ということで来てもらえない上、イベントの詳細も知らされず内心不安を抱えながら会場に向かいました。ステージ上ではランニングマシンで走っている人がいて、フロアーではビールを飲みながら談笑していたり、水着姿の方もちらほら歩いているリラックスした雰囲気の中、様々なスポーツ選手が順番でイベントをするものでした。そんな中、私と子供で卓球をしました。
悲しいことに、私がドイツ語を話せないのを進行の方がわかっているので、子供達ばかりに質問が飛びます。最後には「板垣ファミリー」ではなく「ファミリア・アキト(長男)」になっていました泣。
2日目のイベントはワルゴルスハウゼンというクニックスホーフェンから10キロ離れた町で行われました。アンディーは前日は9時に迎えに行くからという連絡でしたが、当日10時に事務所に来てくれと変更の連絡が入りました。子供と妻が事務所に行くとヨゼフがユニフォーム姿で現れ「練習するぞ!」と声をかけられ、子供たちは練習をしたそうです。さらにヨゼフが妻にもユニフォームとラケットを持っていくようにと言い、慌てて自宅に戻ったそうです。私はフランクフルト空港へ行っていたのですが、突然会場に来るようにアンディーから連絡が入りました。こちらも状況を理解できないまま会場へ。
到着して色々話を聞いた所、バイエルン州の有名なコメディアンが司会進行を行い、テレビの生中継が入りました。人口たった500人の町のホールに400人の方が集まってくださいました。怖いもの知らずの次男のカズトは自分でマイクを持ってきて「あと2分ちょっと早く生まれていれば僕が双子のお兄さんだったのに」と自己紹介をしていました。デュッセルドルフでトレーニング中のキリアンとの電話もありました。そのあとステージ上で卓球のショーを行いました。十分に体を温めていたヨゼフと子供達はミスが少なめでしたが、練習していない私はミスがちょっと目立ちました(涙)妻もプレーをさせられて何故か花束をいただきました。私は大好きな白ワインをいただき、ガッツポーズです!
ドイツに来て2年9ヶ月、まだまだ驚かされることばかり。
どちらの会場でも1月からのブンデスリーグとチームの紹介をし「試合の応援に行くからね!」と声援をもらってきました。
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