全日本選手権と日程が重なった今節はホームにグルーンウェッターズバーグを迎えての試合でした。
及川選手が不在とはいえ、クリスマスに平岡コーチからバックハンドと台上の感覚を教えてもらったキリアンがどのように進化しているか。そしてアンディーから「コージ、フィリップを見ててくれ。クロアチアのナショナルチームに復活し、今まで以上に自分を追い込んだ練習をしていると情報が入ってる」と伝えられていました。
前半戦ではキリアン・及川が前半で2得点を上げるも、インドのグナナセカラン選手 (WR31位)のしぶといプレーで流れを持って行かれ痛恨の逆転負けをしています。今節、及川選手抜きでどこまで戦えるのか….
1番キリアン選手 vs トキッチ選手(スロベニア/WR49位)。トキッチ選手には今まで3戦全敗。試合後半にキリアンのバックを潰しに来るトキッチ選手に対し、今までよりも進化したバックハンドで対応し3対1での勝利!
2番フィリップ選手 vs ワルター選手(ドイツ/WR36位)。エース格のワルター選手に対し前陣での両ハンドカウンターが炸裂し値千金の勝利!フィリップ選手は懐が広く、前陣で対応できた時は凄い爆発力を発揮します!
しかし勝負かここから…
3番のベンス選手 vs ダン選手(ドイツ/WR133位)。ゲームを先行するものの次第に落ち着きを取り戻したダン選手の裏面バックドライブが決まり始め2対3での敗退。そして選手層の厚いグルーンウェッターズバーグはここでワルター選手を下げてグナナセカラン選手に選手交代。
4番エース対決のキリアン選手 vs グナナセカラン選手。動いていなさそうでも全てのボールをキャッチできるグナナセカラン選手は強い。そして前陣をキープし続けるのでとにかく速い。キリアン選手の良いところを出せないまま0対3の敗退。
いよいよラストのダブルス。今まで噛み合わなかったフィリップ・ベンス組でしたが詳細な戦術を与え、フルゲーム7対2とリード!
そこから.. 決して油断したような1球はありませんでしたが流れを持って行かれ….
9対11で無念の敗退。
試合が終了しすぐに着替えてアンディーの車でブルツブルグ駅へ。
全日本で帰国するためフランクフルトへ移動です。大接戦の試合のため電車にギリギリ乗り込み一安心。のはずが途中駅で30分の停車。「このICEは電気系統が故障したため違う電車に乗り換えて下さい」のアナウンスに乗客はため息で「電車がカポート(壊れた)だって」と言っていました。
そして…
1年ぶりの日本です。
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