男子シングルス ベスト8決定戦、及川選手は田中選手にフルゲームジュースで敗退。2試合連続でフルゲームジュースを制した田中選手の落ち着きは素晴らしいです。世界ジュニア団体決勝でも大逆転勝ちを収め日本男子をジュニア男子世界チャンピオンに導いた実力は本物です。
キリアン選手もフルゲームでWang選手(台北)に敗退。ゲームカウント3対1の6対4リードの場面で、Wang選手が指を台にぶつけてインジュリータイム…そこで掴んでいたペースに乗り切れず残念な敗退でした。今日はクニックスホフェンの二人とも競り合ったゲームをものにできませんでしたが、勝ち負けはこの競り合いをいかにものにして次のステージに進むかだけです。
及川選手と三部選手のダブルスも準決勝に駒を進めました(冒頭の写真です)が、フルゲームで敗退…
最終日のベスト4には田中選手(日本)フィルス選手(ドイツ)ランドリュー選手(フランス)ソウ選手(韓国)が残りました。今大会を見ていて、大きな国際大会には出場していなくても相当強い選手がアジアの各国にはたくさんいるのを再実感しました。特に上田選手を破った韓国選手はまだ16歳。アンダー21決勝で高見選手を破った台北の選手も16歳と聞きました。シンガポールも毎日5〜6時間の練習を継続しているとヘッドコーチになったガオニン(元選手)が言っていました。
水谷選手ではありませんが、やっぱり【 強くなるのに近道はない 】です。
ドイツにも熱狂的な卓球ファンはたくさんいますが、ここタイでも、
鳴り物を鳴らして応援しながら会場を盛り上げていました。
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