夏休み前最後の試合は9月に行われるバイエルンTop14の予選会でした。クニックスホーフェンからは6人の選手が出場しました。
男子14歳以下はアレックスが3位、ヤコブが4位。
アレックスは最終戦で準優勝の選手に大逆転勝ち。1日で10試合行うので疲労のピークでしたが最後まで頑張り抜きました。ヤコブは当日体調を崩していましたが、それでも試合に立ち向かったのは大きな成長だったと思います。
女子14歳以下はコハルが3位。バレンティーナが6位。コハルは数日前から「足が痛くて練習ができない」と言っていましたが棄権させず試合をさせました。負けた二人にはいつも勝ったり負けたりだったので勝敗に関してはしょうがないのですが、試合中も全く動けず… 家に帰ってきて足を見てみたら右足に水ぶくれができていて破れていました。先週17歳以下の部で10試合をした時にボールに食らいついて水ぶくれができていたようです。足に水ぶくれができるのは重心のかけ方が正しくて速いピッチに対応している証拠だと思います。若干9歳のコハルが水ぶくれを作ったのに対し、アキトとカズトは綺麗な足の裏(泣)
ただコハルの水ぶくれは私にとって「なぜ長男と次男は動き出しが遅いのか?練習量は多いのに靴の裏がすり減らないのか?」に、大きなヒントになりました。
男子10歳以下はカズトが全勝で優勝しました。自分より少し格下の選手との試合はカズトにとって鬼門でした。相手がサーブに引っかかって「フワッ」と浮いてきたボールをフルスイングして自滅するのを心配していましたが、少しずつボールの変化や対応の仕方がわかってきたようでした。
女子10歳以下はクララが5位。試合に備え毎日2号店で練習をした成果が出ました。
ドイツでは大事なトーナメントでも少しの体調不良でキャンセルする選手が時々いますが、クニックスホーフェンの選手たちはよく頑張りました。日本的な考えなのかもしれませんが選手は大事な試合に合わせて体調管理をする。そして試合は最後の最後まで頑張り抜く!当たり前のことを継続することが大切だと感じます。
この結果、コハルもカズトも全ドイツ2010年以下ランキング2位でシーズンを終えました。
ようやくこの後3週間は試合がない時期になりました。この3週間もしっかり練習して8月の夏休みを迎えたいと思います。夏休みに入るとすぐに「4年連続」のビボニーキャンプ(チェコ)に出発です。
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