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板垣孝司ブログ
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ドイツ1部監督。青森山田前監督

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板垣孝司の全レシーブ克服
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元青森山田学園卓球部監督、現ドイツプロリーグ1部チームのヘッドコーチ。初心者からトップ選手、ジュニア選手に有効な練習方法まで色々なテクニックを紹介します。
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2019年10月2日 6:23 公開

【ブンデスリーグ第5節】及川選手のド根性がチームを救う!ノイ・ウルムに3対2で勝利!

【ブンデスリーグ第5節】及川選手のド根性がチームを救う!ノイ・ウルムに3対2で勝利!

第5節はホームに新しいチーム「ノイ・ウルム」を迎えて行われました。昨シーズン、日本のTリーグ「TT彩たま」でプレーしたアポロニア選手(ポルトガル/WR59位)がブンデスリーグに戻りエースとしてプレー。ツボイ選手(ブラジル/WR28位)、サリフー選手(フランス/WR251位)が脇を固めるチームです。特にアポロニア選手が絶好調でチームを支えています。

第6節からはトップチームとの連戦となるので、下位のノイ・ウルムには負けられない試合。ただ今節もキリアン選手は不出場。シュテガー選手はアポロニア選手に分が良くないと言っていましたが、ダブルスに回った時に動きの速い及川選手を出場させたかったのでシュテガー選手がエースで試合に臨みました。

1番 シュテガー選手 vs ツボイ選手。左利きでサーブとバックハンドの上手いツボイ選手に対し、うまくフォアを攻めながらフォアハンドで連打させミスをさせる展開で幸先の良く3対0で勝利。

2番 フィリップ選手 vs アポロニア選手。とにかく凡ミスの少ないアポロニア選手。ブンデスリーグに戻ってきて多くの試合に出場しているため試合感がかなり良いです。丁寧なストップレシーブから無理をせず相手に攻めさせて、相手の体勢が崩れた時に一気にフォアハンドで決めにきます。0対3で敗退。

3番 及川選手 vs サリフー選手。まさに全身バネの塊のようなサリフー選手と及川選手の激しいラリーは最後にサリフー選手に押し切られてしまい最終ゲーム9対10と追い込まれますが、ここから及川選手のド根性が炸裂しチームを救う大きな1勝をもぎ取ります。

4番 シュテガー選手 vs アポロニア選手。すべてのゲームが最後まで接戦となりますが、やはり固い守りと丁寧なプレーにミスが出なかったアポロニア選手の勝利。勝負は最終試合のダブルスに持ち込まれます。

5番 及川選手・フィリップ選手ペアー vs サリフー選手・ツボイ選手ペアー。右右のバックサイドをしつこく攻められ、無理なバックハンドでミスを誘われる展開に苦しみ、ゲームカウント1対2とリードされます。ツボイ選手のチキータレシーブが決まったところでタイムアウト。「試合のポイントは3つある。一つ目。ツボイは最後は絶対チキータしてくる。ここは勇気を持ってロングサーブを使う。二つ目、3球目は良いけどラリーでバックを使ったら絶対打ち込まれる。二人とも無理をしてでもオールフォアでバックサイドを動き切る。三つ目、ツボイの3球目ダブルストップを及川が怖がって下がってる。ダブルストップを待って台の中に入る!」

あとは祈るだけ。

タイムアウト後にロングサーブをミスしましたが、これは後から絶対効いてきます。第4ゲーム9対8でフィリップ選手が長いラリーから回り込んでフォアドライブを決め、最終ゲームは及川選手がダブルストップを狙い打ち。最後には及川選手が電光石火の回り込みドライブを2本打ち込んで死闘を制しました。

【ハイライト動画です】

「本当に勇気を持って耐えてくれた!」選手に感謝です。

今週はスウェーデンオープン。週末の日曜日がブンデスリーグ第6節です。

試合の前々日、森薗政崇選手がクニックスホーフェンに来てくれました。スウェーデンオープン前の時差調整のためです。

マサを迎えに行き車で帰る途中、高速道路の降り場を2回も間違ってしまいました笑。ついつい二人で話し込んでしまったからです。

動く力の弱いアキトにも基本的なシャドープレーを教えてくれました。感謝です。

コハルとカズトはすっかりシュテガーファンです。

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