2月2日(日)朝9:00にクニックスホーフェンを出発。向かう先はバイエルンミュンヘン。サッカーの名門チームと同じ母体の卓球クラブです。現在首位のクニックスホーフェンに続き2位を死守しているこの試合は4部リーグ昇格に向けての大事な試合でした。
14:00試合開始。バイエルンミュンヘンのジュニア選手はこの州のトップレベルで簡単に勝つことはできず試合は一進一退。アキトが格上の選手に2試合ともにマッチポイントを取りながら負けたのが痛く8対7でのダブルスでの勝負になりました。勝てば9対7の勝ち点2。負ければ8対8で勝ち点1。最終ダブルスも若い選手の勢いに押されゲームカウント0対2とリードされますが、
クリストフ、ヤスロフスキー組がギリギリで踏みとどまり勝利!貴重な勝利をあげました。
試合終了が19:00。この日はダブルゲームのため、ここから30分の町にあるシュバーブハウゼンに移動しもう1試合。本当に苛酷なスケジュールでした。この試合も先行されましたが、マックス・オマー・アキトが後半に1勝ずつあげ9対6で勝利!厳しい日程のダブルゲームで2勝することができました。終了は23時30分。アンディーが運転するチームバスがクニックスホーフェンに着いたのが月曜朝3時。
予定では2月中旬でしたが、マックス・アキトの全ドイツの個人戦と重なってしまったので日程を変更してもらい、日曜日のダブルゲームとなりました。シュバーブハウゼンも午前にアウェーで試合をしてから戻ってからの試合でした。オーバーリーガである子供達にとって格上との貴重な試合のため、無理を言って変更してもらいました。場合によっては選手が揃わないのでノーゲームということもしばしばあります。今回日程を変更してもらい助かりました。
私は翌日に帰国する竹谷くんと一緒にミュンヘン空港近くのホテルに宿泊しました。
同じホテルには昨年まで第2チームでプレーしていたエジプトのモハムンドのお姉さんが宿泊していました。ドイツオープン終了後にブンデスリーグに出場しカイロに戻るところだということです。今年4月カイロに平岡コーチと私の家族で行った時には本当にモハムンドのご家族にお世話になりました。
竹谷くんを無事に見送った後、数時間後に中央大学の柏選手がミュンヘン空港に到着。昨シーズン、エッフェルドリッヒの救世主となった柏選手は今年も同じクラブでプレーします。当初、北京乗り換え便を予約していましたが世界的なコロナウィルス問題で本当に悩んでいたところ、柏くんのご両親の協力でなんとか直行便に変更し無事にドイツ入りすることができました。
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