板垣戦術解説シリーズ4月26日(日)日本時間21:00は2019ITTFワールドツアーチェコオープン キリアン・オート(ドイツ)vs 荘 智淵(中国台北)の試合を解説します。
この試合は予選トーナメントの第16コートで行われたためどこにも試合動画が配信されていない試合ですが、私がベンチに入り撮影した動画です。長年世界のトッププレーヤーとして活躍している台北のレジェンド【荘 智淵 選手】に対しゲームカウント1対3から逆転勝利した試合の戦術を解説します。格上選手に勝利するとしたら【リスキーな戦術】を選択していかなければならない代表的な試合です。
余談ですが、この試合の後、荘 智淵 選手は国際試合からの引退を一度発表しました(実際はその後も試合に国際大会に出場していますが)。「えっ!あの試合がチュアン(荘選手)の最後の試合だったの!俺、引退試合のベンチ?」と驚きました。
4月25日(土)日本時間21:00は予告通り【及川選手 vs ティモ・ボル】選手の試合を解説します。この試合、大きなポイントは2つあります。
最初の難関はゲームカウント1対1で迎えた第3ゲーム12対11の場面、ここで私がタイムアウトを取り及川選手の次のサーブの確認をしました。私の意見は「バックへの逆回転のロングサーブ」。ベンチで応援していた選手の意見は「ミドル前への横下回転サーブ」。最後の選択は「及川選手の判断」でした。一緒に動画を見ながら【誰の判断が正しかったか(結果論ですが)】ぜひ推理してください!
次の難関は第4ゲームからティモ・ボル選手が全く違う戦い方をしてきて簡単に第4ゲームを失った場面です。ここでベンチコーチとして考えなければならない第4ゲームと第5ゲーム間の戦術アドバイスとは?
世界トッププレーヤの試合を一緒に見ながら試合の流れ、戦術の変更について一緒に考えてみましょう。
ドイツでの外出制限令は6週間目に入りました。まだ続く外出制限令の中で少しずつ許可されてきた部分もあります。今までは家族だけでのスポーツは許可されていましたが【家族プラス1名】までのスポーツが許可されました。
卓球を待ちわびたクニックスホーフェンのヘルパーの方々がシェークハンズクラブでの練習を制限令内で開始しました。
少しずつ!ですが一歩前進です。
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