私どもの住んでいるバイエルン州でも非公式ではありますが試合がスタートしました。
長男のアキトは、バイエルン州のジュニアトップ選手16人だけの試合に招待してもらいました。宿泊施設をどうするか悩んでいたらヘッドコーチのクリスティーナ・トートさん(元ヨーロッパチャンピオン)が「私の自宅に泊めても良いよ!」と言ってくださり、アキトだけ泊めてもらいました。
何と夕飯は天ぷらを料理してくれたそうです。これにはビックリ!クリスティーナさん本当にお世話になりました。
この試合は無観客で行われたので私のベンチコーチもなし。私はミュンヘンにお住いの上村さんの自宅に宿泊させていただきました。「せっかくミュンヘンに来たのにまだどこにも行っていないです。」という上村さんと二人で、アキトからの試合結果を気にしながらミュンヘン散策に出かけてきました。
郊外にあるNymphenburg(ニューフェンブルグ城)は広大な庭園の素晴らしいお城でした。
もう一つの観光名所であるマリエン広場にも行きましたが、あまりにもたくさんの人がいたので「もう少しコロナが落ち着いたら来ましょうね」と車から降りず帰宅しました。
アキトのリーグは1歳年上のドイツランク1位のシュバイガー選手。2歳年上のドイツランク13位のニコラス選手。そして何度も試合をして1度しか勝ったことのないエドガー選手。リーグ2位に入れば翌日の決勝トーナメントに進めますが、3位以下は1日だけで終了です。「たぶん明日に残るのは難しいだろうな?」と自分の荷物を車に積み込みクニックスホーフェンへ帰宅する準備をしていた頃、結果の連絡が入りました。「シュバイガーにはフルゲームジュースで負けたけど他の二人には3対1で勝った。シュバイガーも1敗したからセット数で並んだけど1位で通過した。」と。
これには超ビックリ!車から荷物を降ろし、上村さんのご自宅にもう一泊居候させてもらうことになりました。
コロナの規制が緩和され練習が可能になった時期、「今しか基本技術を見直す時間はない」と平岡理論のAA、BB、CC〜と全てやり直しました。その結果格段に基本技術がアップしたのが見えたので「もしかしたら格上とも試合が成り立つかな?」とほんの少し期待はしていましたが、基本技術の大切さを思い知りました。またバタフライの梅村さんに用具について教えてもらい、新しく変えた用具も成功でした。最近ではシェークハンズクラブに他のクラブの強い大人の選手も来て下さり質の高い練習ができ、また時々我々がそのクラブの夜の練習にお邪魔し一緒に練習をしてもらいました。その成果が少し発揮できたかもしれません。
急遽ですが明日の準々決勝に進出できたので、元気よく試合をしてくれれば良いなと思います。
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