ブログの更新が遅くなりました。11月29日(日)にホームで行われたグレンツァオ戦は3対0での勝利でした。今シーズンまだ未勝利のグレンツァオですが世界ジュニア男子シングルス3位のプレテア選手(ルーマニア/WR85位)やヨーロッパでは「キング・Kara」と呼ばれているカラカセビッチ選手(セルビア/WR113位)など癖のある選手がいるので気を抜かず1試合1試合に集中しなければなりません。
オーダーは最も安定感のあるシュテガー選手がエース。2番には「俺は誰が相手でも向かっていくだけだから」と好調を維持しているフィリップ選手。キリアンは3番。「過去に負けているディボス選手(ベルギー/WR118位)と当たっても今回は勝つから!」と自信を持った発言。最下位のグレンツァオに勝ち星を献上するわけにはいかないので「負けられない」試合が15:00〜スタートです。
1番 シュテガー 対 ディボス。第1ゲームこそ失いますが徐々にバースティーらしいプレーが炸裂し3対1での勝利。勝ち星を計算できるバースティーの試合は安心感があります。
2番 フィリップ 対 プレテア。ここが勝負。ここで勝てれば一気に流れが来るはず。フォアハンドの長いラリーで強さを発揮するプレテア選手に対し「まずはバック対バックに持ち込むこと。そしてバック対バックからはストレートにボールを回してこないので思い切って回り込んでフォア半面にボールを打ち込むこと」と指示した通りの試合ができようになってきたフィリップが3対0で勝利!相手の1番手の選手に勝ったこの勝利はチームにとって大きなポイントでした。
3番 キリアン 対 カラカセビッチ。柔らかいボールタッチと独特な台上フリックを持つカラカセビッチ選手は本当にやりにくいですが、泥臭くてもとにかくボールをつなぎ「必ず勝つんだ」というプレーに徹したキリアンが3対0で勝利。チームも3対0勝利しました。
【 ハイライト動画です 】
無観客とはいえ、試合の様子を心配してくれて会場の外にいたサポーターが「あれ今日は試合ないのか?」とびっくりするほどの短時間で勝負がつきました。
現在、ドイツではロックダウン期間がどんどん延長されています。11月初旬から20日間だけでスタートしたロックダウンは12月20日までに延期になり、とうとう1月10日までになりました。スポーツ施設も閉鎖。プロ選手と各州の代表選手だけしか室内でのスポーツを許可されず、なかなか厳しい状況が続いています。
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