1月24日(日)ホームにブレーメンを迎えての第15節が行われました。ここまで9位と下位に位置していたブレーメンに1対3での敗退でした。
下位とはいえマティアス・ファルク選手(スウェーデン/WR8位)に勝ったことがなく、またチームとしてもブレーメンには昨シーズンから3連敗中だったので、もちろんギリギリの試合を予想していました。
どうしてもファルクを攻略したかったのですが残念です。
1番 シュテガー vs アギーレ。過去の対戦は1勝1敗。前回の対戦ではフォアへのハーフロングサーブを多く出し、アギーレの得意なバックハンドからの展開を防いで完勝していましたが、今日のアギーレはハーフロングに対するレシーブドライブの質が高く、各ゲームとも僅差の試合になりました。しかし「今日の最後のサーブはしっかりツーバウンドのサーブを出してから3球目に入っていこう」の戦術がはまり3対0で勝利。
2番 フィリップ vs ファルク。フォア表ソフトのファルクに対し、自分から打つだけでなくミドルへのツッツキから打たせて守る展開も混ぜ、第1、第2ゲームともに8対4とリードしますが、後半になればなるほどミスが減り驚異的なバックハンドを決めてくるファルクにゲームが奪えず0対3で敗退。
3番 キリアン vs ゲラシメンコ。過去の対戦は5分5分の両選手ですが、キリアンの得意なバックサーブは完全に見切られ、ゲラシメンコの得意なバックハンドで振り回される展開に。何とかフォア対フォアに持ち込みたい試合ですが、ゲラシメンコも粘り強いフォアドライブで対抗し、最後はフォアフリックがエッジボールに。1対3で敗退。
4番 シュテガー vs ファルク。ファルクは、まだシュテガーが勝ったことのない選手です。2番のフィリップの試合を見ながら、やはり打たせて守る展開と自分から攻撃するメリハリのある展開を作り、今までよりも勝機のある試合展開ではありましたが、最後はフォアスマッシュに捕まり1対3で敗退。
これでチームとしても8勝7敗になり順位を7位に下げました。
【 ハイライト動画です】
研究と準備は十分にしましたが、敗因は勇気が足りなかった事です。私に。
全日本決勝の邱コーチのタイムアウトを見て、タイムアウトがどれほど大切か学んだはずなのに、私は思い切ったタイムアウトが取れませんでした。これじゃダメです。仕事をしていないのと同じです。
明日、フルダ戦があります。もっと向かっていく気持ちを持ちたいと思います。
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