2020-2021 シーズンが終了しました。私たちがノイウルムに3対0で勝ち、グルーンウェッターズバーグが負けた場合だけプレーオフに進出できたのですが、残念ながら0対3での敗退。シーズンが終了しました。
11勝11敗の8位でした。
コロナ禍ということで、無観客、度重なる試合日程の変更、選手の陽性テストなど特別なシーズンでしたが、終わってみればあっという間に1シーズンが終了しました。「あの試合に勝っていれば..」という試合も確かにありましたが、格上のチームにも勝利し、混戦の中で戦えたことは誇りに思えると思います。が、
やっぱり悔しいです…
今日の試合は3対0で勝つ以外なかったため、0対3で負けるかもしれませんが可能性のあるオーダーを組みました。つまり誰がエースで出るかではなく、「誰が第1試合に出て勝利し、次にタスキを渡すか?」だけを考えました。
「相手の1番に出てくるだろうルベッソン(フランス/WR40位)に最近勝ったことがないけど、俺が行くよ」と気持ちを固めてくれたシュテガーが第1試合(つまりチームの2番手)、第2試合にキリアン、第3試合にフィリップ。
15:00試合スタート
1番 シュテガー vs ルベッソン。WTTの国際大会に出場しなかったため、約一ヶ月ぶりの試合のシュテガー。独特のサーブから高い打球点の3球目攻撃に威力があるルベッソンに防戦一方となり1対3で敗退。第1ゲーム4対9から10対9と逆転し、ここを取れば流れが来る、と思った時に相手のネットイン… 勢いに乗れませんでした。
2番 キリアン vs アポロニア(ポルトガル/WR56位)。派手さはないが、とにかく手堅いアポロニア。キリアンもリスキーに攻めますが、リスキーなプレーが裏目に出ると余計にアポロニアのペースになり1対3で敗退。
3番 シドレンコ vs フィリップ(ロシア/WR186位)。先日のオリンピック予選でも好調なプレーを見せたシドレンコ。特に回り込んでのシュートドライブに威力があるため、フォアサイドを攻めたかったのですが、フィリップのボールがバックサイドに集まってしまい0対3で敗退。
チームも0対3での敗退でした。
【 ハイライト試合動画です 】
「コージ、期待に応えられなくてゴメン」と私に声をかけてくれたシュテガーですが、彼の活躍無しにしては今シーズンの混戦に入り込むこともできなかったので「バースティー。1シーズンありがとう」と伝えました。40歳を迎えたシーズンでフル出場し24勝を挙げたバースティーは本当に凄いです。縁があって彼と一緒のチームになり彼から学ぶことは沢山ありました。彼は超一流プレーヤーで多くの人から愛され応援される素晴らしい選手ですが、決して奢らず、何より日本人に近い感覚を持っているように感じます。国は違えども、世界のトップで活躍している選手は共通するものを持っているように思います。
2021-2022 シーズンは9月からスタートします。どのクラブも選手の補強や入れ替えがあり、新しい世界のトップ選手と対戦することができるのは本当に楽しみです。
そして1日も早くコロナが終息し、満員のサポーターの前でホームゲームを迎えたいと切に願います。
1シーズン応援してくださり本当にありがとうございました。
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