第4節・アウェーでのザーリュブリュッケン戦が9月8日に行われました。今シーズン、まだシャン・クン選手(中国)がプレーしていませんが、東京オリンピックで一躍有名になったダルコ・ヨルギッチ選手(スロベニア/WR25位)、フランシスカ選手(ドイツ/WR17位)、3番手のポランスキー選手(チェコ/WR141位)は、昨シーズン・ブンデスリーグとヨーロッパチャンピオンズリーグで準優勝しています。
クニックスホーフェンはシュテガーがどこまで調子が上がってくるか、マキシムは9月末に行われるヨローッパ選手権のためのドクターチェックでロシアにトンボ帰りで行ってきたばかり。強豪のビッククラブにどこまで迫れるかの試合でした。
オーダーは昨シーズン、ダルコに勝利しているマキシムを3番に置いてダルコ狙い。エースはシュテガー。しかし、ダルコがシュテガーを捕まえに来て2番。3番がポランスキー。
19:00 試合開始。
1番 キリアン vs フランシスカ。ブッチリ切れた下回転サーブから始まり、ハーフロングに対するストレートへのバックドライブ、フォアハンドのカウンタードライブと、とにかく1球1球のボールの質が高いフランシスカに対し、勝機を見出すことができず0対3での敗退。
2番 シュテガー vs ダルコ。試合前半は、強烈なダルコのバックドライブが火を吹きましたが、次第にサーブレシーブに慣れてきたシュテガーが、徹底して台上での展開に持ち込みます。ダルコのバックドライブは「ノーバウンドで打っているのか?」と思えるくらい打球点が速いのですが、
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板垣孝司監督
青森山田学園中高男子卓球部監督を経て、現在ドイツブンデスリーガ1部のヘッドコーチ。 これまで青森山田でオリンピック選手を始め、多くの日本代表を育ててきた。シェークハンズでは、初心者からトップ選手、ジュニア選手に有効な練習方法まで色々なテクニックを発信。
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