9月11日(土)に行われたアウェーでのグリューンウェッターズバッハ戦は最終ダブルスを僅差で勝ち3対2で勝利しました。現在、ハイライト動画の編集中なので、完成次第配信したいと思います。
夏休み最後の週、アキトは森薗選手やダン選手がプレーしていたグリューンウェッターズバッハで10日間練習をさせてもらいました。ここにはスペイン、スウェーデン、ブラジル、セルビア、ペルー、スイスなど世界各国から20歳前後の選手が集まり「将来世界のトップになるんだ」というモチベーションの高い選手が集まって練習をしています。共同生活をしているアパートでは全て自炊。食欲旺盛なアキトには「疲れたら外食してもいいけど、できるだけ食費は抑えて」と炊飯器と米、パスタ等を持って行かせました。
練習会中のある日「絶対にパパが知っている選手が今日から練習に来て、しかも同じ部屋になったよ」と電話がかかってきて、
なんと、邱コーチの長男のリャン選手でした!私が日本にいた時は何度も青森に来て、練習したり一緒に食事にいったリャン選手のことを、まだ小さかったアキトはあまり覚えていないそうです
現在は卓球選手を続けながらフランスのストラスブールの大学に通い、マスターの資格取得の勉強をしているというリャン。アキトも一度ゲーム練習をしてもらったそうですが、さすが強いです!
この合宿中、アキトが一番仲良くなり、何度も自主練習を一緒にしたというペルーの選手がいました。私がグルーンウェッターズバーグでのアウェーゲームに行った時に、試合を見に来ていたのでピンときて、
「ペルーで卓球のコーチをしている日本人女性って知ってる?」と聞くと、
「イズミだよね。もちろん!僕の最初の卓球のコーチだよ!」とのこと!
ペルーに渡り卓球の指導をしている西田 泉 さんは青森山田の卒業生です! なんと地球は狭いことか驚。
グリューンウェッターズバッハでのアウェーゲームの終了が22:30分。終了後は翌日行われるバイエルン州Top10・14歳以下の部に選手が出場するため、ミュンヘン近くの町まで戻りました。
この試合で結果が出た選手が全ドイツTop48という試合に出場できる大事な予選会です。
クニックスホーフェンからはコハル・カズト・スベンニャ(写真左端)ソフィー(写真右端)が出場しました。
昨年度、10歳でこの大会に優勝したコハルは今年も全勝で優勝しましたが、大きなプレッシャーとの戦いでした。準優勝したドイツナショナルチームの選手は高速ラリーにめっぽう強く、ゲームカウント0対2とリードされました。この試合を逆転するためには大幅な戦術転換が必要でした。コハルの技術の幅の広さを信じて、全く違う戦術と「ボールが見えたら迷わずブチ抜け!」と向かっていく気持ちを奮いたたせました。コハルは我慢と思い切りの良さを取り戻し大逆転勝ちをしました。
同じクラブのソフィーも6位に入り、姉のスベンニャも入賞した選手に勝つなど頑張りました。
カズトが出場した男子14歳以下。1年見ないうちに周りの選手は大きくなって「あれ?誰だっけ?」と思うほど。カズトより頭一つではなく頭一つ半体格が良くなっていました。
そんな中、フルゲームの大激戦を数試合勝利したカズトは4位に入ることができました。が同じ年の選手が2位だったため、Top48への出場は難しいかもしれません。
ブンデスリーグだけでなく、2部リーグ以下の試合や個人のトーナメントも始まりました。子供3人と妻もプレーしている我が家が全く試合のない週末を次に迎えるのは..
12月25日です
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