前半戦最終節のバッド・ホンブルグ戦がホームで行われました。残念ながら私たちバイエルン州での試合は無観客。前節のフルダは隣の州なのでコロナルールが若干違います。フルダのあるヘッセン州は観客が認められていたので多数の方が応援に来てくれましたが、今回はヘルパーだけなのでやはり寂しいです。
現在最下位とはいえ、バッド・ホンブルグの田中選手(愛知工業大学/WR126位)は強いです。私が日本にいた時にベンチコーチとして対戦したことがなかったのですが、とにかくミスの少ない、そして勝負強い選手だとは知っています。今日の試合でも田中選手に2勝されると、どうなるかはわかりません。また、バースティーはヤンカリック(チェコ/WR93位)に相性が悪くオーダーも悩みましが、バースティーのエース起用は変えない。3番に出てくると読んだシポシュ(ルーマニア/WR132位)にマクシムがアンダー21ヨーロッパ選手権で勝利しているのでマクシムが3番。
試合開始19時
1番 バースティー vs ヤンカリック。チキータとYGサーブの得意なヤンカリックに過去2連敗していたバースティーですが、チキータに対する3球目とYGサーブに対するレシーブが完璧だった今日のバースティーに隙はなく、打点の速い回りこみドライブを随所でミドルに打ち込み3対0での完勝!
2番 フィリップ vs 田中。とにかく穴のない田中選手。厳しいボールも1本凌ぎ、得意な高速バックハンドで得点を取るプレーは全く隙なし。どちらかというと大雑把でミスが出てしまうヨーロッパ選手とは対照的なプレーを披露し0対3でフィリップの敗退。
3番 マクシム vs シポス。入っても入らなくても全部プルスイングしてくるシポスはやりにくい相手です。ゲームカウント1対2とリードされますが、シポスが崩れるまで我慢強さを見せたマクシムが3対2で勝利!
4番 バースティー vs 田中。凡ミスの少ないハイレベルな試合を見せる両選手。ゲームカウント1対1で迎えた第3ゲームのジュースの攻防を制した田中選手にバースティーが1対3で敗退。
5番 マクシム・キリアン組 vs ヤンカリック・シポス組。前節のフルダのダブルスは右左のペアーだったため、強烈なチキータのない試合でしたが、右右でどんどんチキータをしてくるヤンカリック・シポスに対し明確な戦術を見つけられず防戦一方になったマクシム・キリアン組。最後はシポスのバックドライブが入りだし、1対3で敗退。
【 ハイライト動画です 】
チームは5勝6敗で前半戦を終え、12チーム8位で後半戦を迎えることになりました。
今年もコロナのルールのため、外出者の少ない寂しいクリスマスとなりました。1日も早くコロナが収束してくれることを切に願います。
コハルと妻がプレーしている Bad Rodach のソフィー・スベンニャの親から、今年もクリスマスバージョンの動画を送ってもらいました。寂しいクリスマスの中でも明るい話題で心は明るくなりますね!
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