コロナの急激な拡大の中、現在行われている全日本卓球選手権でも多くの棄権者が出ていますが、ブンデスリーグも厳しい状況が続いています。エースのシュテガーが前節に続き隔離中のため出場できず、そしてマクシムもWTTデュッセルドルフ大会の試合中に足を捻挫してしまいました。チームに陽性者が2人以上出た場合は試合を延期できますが、怪我人では試合は試合は続行しなければなりません。今日の試合はキリアン、フィリップ、そして長男のアキトが出場することになりました。(試合に出た経緯などは後日ブログに記載します)
対するBergneustadtもデュダ(ドイツ/WR41位)が隔離中?との噂が流れ、「キリアンとフィリップで3勝しチームの勝ちはあるかも」と会場に足を運ぶと、デュダは元気に練習していました。オーダーを考える余裕もなく「1番キリアン、2番アキト、3番フィリップ」で久しぶりに行われる有観客の前でどれだけの試合ができるのか。期待より不安の方が大きかった試合がスタートしました。
1番 キリアン vs ミノ(エクアドル/WR72位)。ミノのフォア前に徹底的にボールを集める展開で第1ゲームを取った後、どうしても自分から仕掛けてはブロックに追い込まれてしまうキリアン。ゲームカウント1対2とリードされますが
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板垣孝司監督
青森山田学園中高男子卓球部監督を経て、現在ドイツブンデスリーガ1部のヘッドコーチ。 これまで青森山田でオリンピック選手を始め、多くの日本代表を育ててきた。シェークハンズでは、初心者からトップ選手、ジュニア選手に有効な練習方法まで色々なテクニックを発信。
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