ブンデスリーグ 14節 グレンツァオ戦がアウェーで行われました。前節に続きシュテガーとマクシムが出場できず、下位のグレンツァオに勝利したいところでしたが簡単ではありませんでした。グレンツァオは前半戦で勝ち星が伸びなかったウー(ドミニカ共和国/WR291位)に変わり後半戦からフェン選手(中国台北/WR168位)を登録。前半戦ではキリアンがウーに完勝していましたが、今節はフェンが出るだろうと予想し、より試合は厳しくなるだろうと感じました。
選手の欠場によってブンデスリーグ2試合目に出場したアキトですが、平日のため学校が終わってから250キロ離れたグレンツァオまで連れて行き試合に出場させました。前節同様オーダーを工夫することはできず、1番がキリアン。2番はアキト。3番がフィリップ。
19:00 試合開始
1番 アキト vs バウム(ドイツ)。現在こそドイツ代表を退いているバウムですが元世界選手権男子シングルス・ベスト8。今シーズンからブンデスリーグでプレーしていますが、その強さは健在です。ただ前節のデュダのようにパワーボールを打ち込むタイプではなくブロックでコースをつくタイプなので、勝ちには遠くても少しは点数がとれると感じていました。「今日の目標は15分以上コートに立つ事。あとは1ゲーム取りたい。でもアウェーでのブンデスリーグは緊張する」と言っていたアキト。何本打ち込んでもなかなか点数に結びつきませんが、サーブをどんどん変えながら第3ゲームの6対10からジュースに追いつき、12-10で世界のトッププレーヤーから1ゲームを取ります。しかし第4ゲームはバウムがギアを上げてゲームカウント1対3で敗退。
2番 キリアン vs フェン。動画で見たフェンのプレーは完全なチキータプレーヤーでフォアハンドはそれほど安定性がないように思っていましたが、フェンのフォアハンドは強く、キリアンのカットブロックも回り込んで狙い打つなど、かなり完成度の高いプレーでした。それでもゲームカウント2対0とリードし最終ゲームは10対7とマッチポイント。ここから回り込んでバックストレートに打ったドライブが2本ともコートから外れジュース。最後は思い切って回り込んだフェンに2対3で惜敗。
3番 フィリップ vs プレテア(ルーマニア/WR93位)。過去の対戦は1勝1敗。ロビングやバックブロックで、とにかくコートに1本多く入れ込んでくるプレテアに対し、徐々にボールの距離感を掴まれ1対3で敗退。
チームも0対3で敗退しました。
【 ハイライト動画です 】
シュテガーとマクシムが出場できないとはいえ、下位チームにリーグ戦での0対3では敗退は痛いです。
次節は1月30日(日)ホームでのグルーンウェッターズバッハ戦。この試合も下位チームとの対戦なので何とかして勝利したいです。
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