ドイツに来て子供たちの初めてのステージ、バイエルン州シニア選手権が行われました。
予選会と私のブンデスリーグが重なった試合では上村くんと妻にベンチに入ってもらい、子供達にアドバイスしてもらい予選を通過していました。
アキト、コハルともにシングルス、ダブルス、ミックスダブルスに出場し、コハルがローレンツと組んだミックスダブルスで準優勝、女子ダブルスも3位に入賞しました。
どうしても兄弟でミックスを組みたくないと言うので好きなようにペアを組ませましたが、準々決勝で対戦してしまい親としては複雑な心境でした。来年この試合に出場できたら2人で組んでほしいです。
コハルペアーの準決勝の相手の男子選手は昨年度ドイツ代表として世界ユースに出場した選手でしたが、何とかボールに食らいつき勝利しました。が決勝では女子シングルスと二冠を獲得した選手ペアーには完敗でした。
コハルのシングルスはベスト8。12歳ではありますが予選会で勝利していた選手に3対4での敗退は残念でした。昨年までは「なんでこんな小さい子が出てくるの?」とある意味サプライズな感じで対戦相手が見ていましたが、もうコハルとの試合は大人もガチです。まだ球威のないコハルに対し、打たせて動かしてしつこくしつこくプレーしてきます。負けて涙を浮かべていたコハルでしたが、これからが本当の勝負だと思います。
男子シングルスでのアキトのベスト8は大健闘でした。予選リーグ、トーナメント1回戦では今まで負け越している選手に勝利し、準々決勝では1歳年上でドイツでは小さい頃からその才能を渇望されてきたマイク・ホロー選手と対戦しました。私たちがドイツに来た頃には雲の上の存在だったマイクは、すでに州の予選は免除だったため今まで一度も対戦したことがありません。マイクは怪我をして休養していましたが、カムバックし試合に出場しました。「今のアキトでどこまでできるかな?」と楽しみと不安が混じったこの試合、最初の3ゲームは圧倒されましたが、そこから2ゲームを奪い返し、6ゲーム目も5対1とリード。ライブで解説していた人が「アキトがマイクに勝つかも!」と解説していたそうですが、そこから点数が取れず2対4で敗退しました。バイエルン州のアキトの1歳年上の選手たちは3人がナショナルチームの選手なので、そこに食い込みアピールすることができたのは私も本当に嬉しかったです。
【 アキトの動画です 】
家に1人で置いていくことはできなかったので、コハルの練習相手として連れて行ったカズト。朝、練習をしているとバイエルン州のコーチに「え!カズト出るんだっけ?」とびっくりされたそうです。また、「パパは嫌だからカズトにベンチに入ってもらう!」とコハルのベンチに入った写真をバイエルン州のインスタに掲載されました笑。
私のブログよりも「良いね」の数が多いのが気になります…
アキトは大きな試合が3ヶ月ほど続いたので疲労困憊ですが、これで一息。ここからはカズトの個人戦とコハルのWTTユースコンテンダーがあるので、もうひと踏ん張りです。
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