帰国のチケットを予約した当時は日本入国のルールが厳しかったので自主隔離をしてから東北の実家に帰る計画を立てました。まず関西空港に入り大阪のホテルで5泊。ですが6月に入り入国規制が緩和になり自主隔離の必要がなくなりました。予約済みのホテルや国内線のキャンセルをしようとも考えましたが「USJに連れて行け〜」と言う子供たちの目的を叶えてあげようと大阪に残ることにしました。
経費もかかるので私だけ居残り。
大きなぬいぐるみを買ってきたコハルとカズトは大満足。
アキトはお決まりのずぶ濡れ..
日本の学校に通っていたら修学旅行で行ける可能性があるけど…
ということで京都に連れて行きました。市内観光バスはエアコン完備なので猛暑の中でも快適に清水寺を観光し、
釘を1本も使っていない清水の舞台は凄いですね
「俺、今年チャンス!」とアキトは大吉
何度か行ったことがあった京都ですが、金閣寺は私にとって初めてでした。
7月末からは日本は夏の大きな大会期間中のため、最初は全日本実業団で初優勝を成し遂げたカスピッツに練習をお願いし、
松下大星選手からチキータとサーブを教えていただきました。大星選手、本当にありがとう!
保田監督からは夕飯をご馳走になりました。
人生初の串焼きは最高でした!
歯科医師である監督からは、下顎の位置で体のバランスを整えるという、医科学的な見地からの指導アイデアをいただきました。どうしても姿勢が悪くなるアキトとカズトにとっては何かを掴むきっかけになるかもしれません。
そして冒頭の写真は日本女子卓球界の雄である日本生命。2日間も練習をさせていただきました。試合を控えた大事な時期にもかかわらず受け入れてくれた村上総監督、岸田コーチ、皆川コーチ、竹谷コーチ、そして選手の皆様、本当にありがとうございました。日頃から「ドイツでの練習では不十分。アジアはもっと厳しい」と子供達には伝えてはいるものの、やはり実際に体験してみなければそれは分からないこと。午前中の練習を終えたコハルは「パパ、もう限界。午後は休んでいい?」と聞きに来ました。
「来年のヨーロッパ選手権で優勝したいって言ったのは誰?団体、ミックス、ダブルスでフル出場し、最後のシングルスで優勝するのなら、どれくらいの体力が必要か分かるでしょ?7月に始まる試合のために6月からトレーニングを始めても体力は付くの?」とコハルに伝えると涙を浮かべながら去って行きました。もちろんコハルは午後の練習にも参加しました。
選手全員が高い意識を持って練習に取り組む「凛」とした雰囲気は、青森山田にいた頃に感じた特別の空気感と同じでした。
そして貴重なアドバイスをくれた早田選手のコーチである石田大輔コーチ、ありがとうございました。
第1クオーターの大阪を満足度200%で終え、次は妻の実家と私の実家である東北に飛びます。
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