第2節は9月5日(月)アウェーで行われました。クニックスホーフェンは宇田選手が不在。オクセンハオゼンはゴジー選手(フランス/WR27位)が不在。第1節で3番とラストのダブルスに出場したバースティーをエースとして2シングルスに起用。好調を維持しているフィリップ。オクセンハオゼンに相性の良いキリアン、なんとかダブルスに回しサウスポーのアレグロを起用するオーダーを組みました。
オクセンハオゼンはエースにジャー。昨シーズン、バースティーに勝利しているアクズ(フランス/WR90位)が2番。ベーグノイシュタッドから移籍してきたダブルスのスペシャリスト・ロブレス(スペイン/WR52位)が3番。
19:00試合スタート
1番 フィリップ vs ジャー。第1節でファルク(スウェーデン/WR33位)に勝利しているフィリップは闘争心満々でのプレーで、世界選手権ベスト8のジャーにゲームカウント2対1とリード。しかし崩れそうで崩れなくなったジャーに逆転され2対3での敗退。ブンデスリーグの公式練習はお互いに20分ずつセンターコートで練習するのですが、相手チームの練習時間でもロッカールームに戻らず黙々とサブコートでサーブ練習を繰り返しているフィリップ。あと少し何かを掴めばトッププレーヤーに届く可能性があります。
2番 バースティー vs アクズ。昨シーズンはアクズの思い切ったチキータに敗退していたバースティですが、やはり同じ戦いを2度繰り返さない技術力は凄いです。アクズのサーブレシーブの特徴を伝え、それを外すポイントをアドバイスすると、しっかりと試合で生かし確実に相手を崩していき最後は相手に戦意を喪失させます。3対1での勝利。
3番 キリアン vs ロブレス。過去の対戦は5部5部でしたが、ロブレスの堅い守りを崩せず0対3での敗退。
4番 バースティー vs ジャー。昨シーズンから自信をつけ始めたジャーにゲームカウント0対2とリードされます。第3ゲーム0対3でタイムアウト。「バースティー。ジャーの繋いでくるループドライブをゆっくりブロックしようとしてネットミスを繰り返している。ニッタクのボールは思ったより回転量が少なく、ブロックすると逆にミスをするから、思い切り振りぬいてくれ。ミスしても良いから」のアドバイスから息を吹き返し速射砲のバックハンドが蘇ったバースティーが2ゲームを取り返し、最終ゲーム10対10で追いつきました!が11対11の場面ではバースティーの角当たりのフォアハンドをジャーも角当たりしながら執念のカウンター。フルゲームジュースでの敗退でした。
【 ハイライト動画です 】
今日は敗退しましたが9月23日(金)のドイツカップでもう一度オクセンハオゼンと対戦するので、バースティーの実力の証明とフィリップが戦えることを確信できたので、次はビッククラブにリベンジです。
今シーズンからベンチにライブ用のマイクが設置され、ゲーム間のアドバイスもライブに入るようになりました.. 汚い言葉はもちろんタブー。相手に対する戦術もバレバレになってしまうので気を使わなければなりませんが、逆に相手コーチが何を伝えているのか、後で確認することもできます。
自宅に帰ったのが翌日2:00。朝起きてライブを見ていたカズトに聞いたら「パパのバースティーへのアドバイスが、ネットミスしないように上にスイングしろって言っててコメンテーターが笑ってたよ」と。どう捉えるかは気にせず、バースティーに真意が伝わっていたのでそこは良し。
ジャーがイエローカードをもらったので「何でだろう?」と思っていたらゲーム間にトイレに行ったらしい。そこでのコーチのアドバイスが「手は洗ってきたか?」だったらしくマイクで拾われたとのこと。
興奮しすぎてマイクの存在を忘れないようにしなければなりません。
そして今日、10日(土)の第3節ホームゲームに向けて宇田選手が到着!
コハルがWTTユースコンテンダー北マケドニア大会に出発のためフランクフルト空港へ。長男のアキトもザーリュブリュッケンでの11日間の練習を終え電車でフランクフルト空港へ。みんなで空港に集合しました。
長時間のフライトと7時間の時差。万全の体調ではないかもしれませんが、宇田選手の進化はここから始まると思います。
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