重いバッケージを持って上田ファミリーがクニックスホーフェンに無事に到着しました!
「今からがスタートのはずなのに、ゴールに辿り着いた心境です」と奥様。5歳のアオバくんと2歳のナノハちゃんを連れての長旅は神経が擦り減る程の心配だったと思います。
2016年1月に自分一人でドイツに来て身の回りの準備をし、3月に妻がアキト、コハル、カズトを連れてフランクフルト空港に到着した時は「お疲れ様」という言葉をかけずに子供たちに会えた喜びで一杯でしたが、今こうして上田ファミリーを見ていると「子供連れの飛行機旅は本当に大変」と妻に感謝の気持ちが湧いてきます..
「幼稚園で友達ができるかな?」と心配しているアオバくん。
「大丈夫だよ。1年も経てばあなた達はドイツ語もベラベラになり、来客への対応もあなたがしてくれるようになるよ。学校に通い始めて数年後には英語も話せる様になるよ」と伝えたいです。子供が環境に対応する能力の速さは、机上の学習のレベルを遥かに超えています。
時差もあり、練習は短めに繰り返しながら少しずつ「仕上げていく」計画の上田選手は、到着翌日から汗を流しました。
今回、クラブの登録ミスをいう大失態をしてしまいましたが、梅村さん(バタフライ・ドイツ)の「常人では有り得ないほどのスピード」でのご尽力により、オーストリアチャンピオンの Wiener Neustadtからヨーロッパチャンピオンズリーグで前半戦プレーすることになりました。開幕戦となる1次リーグは9月22日に世界遺産の街で魔女の宅急便の舞台になったと言われるクロアチア・ドゥブロヴニクで行われます。
成田空港を出国する時に、ファンの方と英田選手が送迎に来てくれたそうです。
ファンの1人の方からオリジナルのユニフォームをもらったとの事。
クニックスホーフェンとしては大きな戦力ダウンでは有りますが、チャンピオンズリーグで活躍し、自信を持って後半戦からプレーして欲しいです。
ブンデスリーグ開幕も上田選手のデビュー戦ももうすぐです。
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