ドイツで有名なカットマンといえば…真っ先に名前が上がるのが【ルーウェン・フィルス】選手ではないでしょうか。
ルーウェン・フィルス選手の最高世界ランクは18位。右シェーク裏粒のカットマンで、コートのどこからでも返球可能なバックハンドレシーブと、徹底したカーブロングとドライブが得意で“超攻撃型カットマン”としても知られています。ドイツ代表として国際大会の出場経験も多く、世界選手権の団体戦でも無類の強さを誇った戦いぶりから”ドイツの守護神”と呼ばれる程の実力者です。
そんな彼が試合中に戦意を喪失してしまった試合があります。
今回解説する試合は、ドイツブンデスリーグで実際に私がベンチに入り選手へアドバイスを行った試合です。「どのような作戦」で「どのようなアドバイス」が彼をそうさせたのか?解説していきたいと思います。
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板垣孝司監督
青森山田学園中高男子卓球部監督を経て、現在ドイツブンデスリーガ1部のヘッドコーチ。 これまで青森山田でオリンピック選手を始め、多くの日本代表を育ててきた。シェークハンズでは、初心者からトップ選手、ジュニア選手に有効な練習方法まで色々なテクニックを発信。
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