今回解説する試合は【世界最強のシェーク フォア表ソフト】を攻略する内容です。
実際に私がベンチに入り選手へアドバイスを行った試合ですが、「どのような作戦」で「どのようなアドバイス」がシェーク フォア表ソフトに効果があったのか?解説していきたいと思います。
対戦選手はスウェーデン代表として長年プレーしている【マティアス・ファルク】選手。現在の世界ランクは21位ですが、世界卓球選手権ダブルス優勝、シングルス準優勝の輝かしい実績を持つ選手です。
世界トップクラスのバックハンドはもちろんですが、フォア表ソフトからは快速スマッシュだけでなく、ラバーの特性を生かした台上プレーや、回転の変化幅が大きいドライブ、相手の強ドライブに対するナックル性ブロックなど、嫌らしいボールが飛んできます。表ソフトの性能を知り尽くしたプレーヤーとも言えます。
私がアドバイスを行った選手は、クニックスホーフェンの【フィリップ・ゼリコ】選手。クロアチア代表の選手です。強烈なサーブと前陣での反応の速いプレーが持ち味の選手です。
ファルク選手のフォア表ソフトの長所を防ぎ、逆にフォア表ソフトを短所にさせていく。そのために使う3種類のサーブとは?まずは【解説無しの試合】の動画をご覧ください。
続きを読むには
残り 260文字
板垣孝司監督
青森山田学園中高男子卓球部監督を経て、現在ドイツブンデスリーガ1部のヘッドコーチ。 これまで青森山田でオリンピック選手を始め、多くの日本代表を育ててきた。シェークハンズでは、初心者からトップ選手、ジュニア選手に有効な練習方法まで色々なテクニックを発信。
シェークハンズ プレミアムサービスへのご加入で
板垣孝司監督のブログを全てお読みいただけます。