上田選手の痛恨の登録ミス。キリアンの怪我での長期離脱。前半戦はバスティー、フィリップ、アレグロの3人で全試合を戦わなければならないという厳しいスタート。3人のうち1人でも怪我をしたらチームの勝利はほぼ絶望的。誰もが「前半戦を何とか凌ぎ、後半戦でJinがプレーできれば降格を逃れることができるだろう」と予測しただろうシーズンがスタートしました。
開幕戦のブレーメン戦では0対3で敗退。続くマインツ戦では3対0で勝利したものの、上位候補のザーリュブリュッケンとデュッセルドルフには完敗。それでもバースティーが2得点をあげたオクセンハオゼン戦や、ダブルスまで繋いでダブルスのスペシャリストのアレグロの活躍。フィリップもどうしても勝たなければならなかったマインツ戦で勝利するなど、たった3人ながらベストを尽くしました。
ここまで8試合を戦い4勝4敗..
流れが変わったのは前半戦9試合目のグルーンウェッターズバッハ戦でした。
8ヶ月もの長丁場で行うブンデスリーグは、もちろん自分たちの中から怪我人がでないことが重要ですが、そこは対戦相手も同じです。特にオリンピックの代表選考を控えた今シーズンは、選手は多くの国際大会に出場しながら、時には時差ぼけのまま試合に出場しなければなりません。
アウェーで行われたグルーンウェッターズバッハ戦では、対戦相手のリカルドが国際大会から帰国した直後で、体調不良のためダブルスのみに出場。いぶし銀のプレーをするエースのアポロニアから何とか勝利すればダブルスまで持ち込める試合でした。こういう(言葉は良くないですが)チャンスを何とか勝利に結び付けなければなりません。
(以前のブログでも紹介しましたが)この試合のトップでアポロニアと対戦したアレグロは6対11、2対11、第3ゲームも7対10とマッチポイントを取られますが、ここから大逆転。第4ゲームも大逆転勝ちし、フルゲームで勝利しました。この1勝が本当に大きく、バスティーもアポロニアに勝利しチームは3対1で勝ち、5勝目をあげました。
「後半戦からはJinがプレーできるから5勝以上はできる!この5勝目は大きい!」
「プレーオフに進むためには合計12勝は欲しい。11勝でギリギリかも」
今まで考えたことがなかったプレーオフ進出という目標が見えた「流れが変わった一戦」でした。
そして前半戦の最終節はプレーオフの常連チームであるムールハオゼン。
思い切った賭けに出ることを決心しました。
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