皆さんこんにちは
9月の初旬から約3週間単身ドイツの自宅を離れ、各地で合宿や実戦経験を経て最後に
クロアチアで開催されたヨーロッパチャンピオンズリーグ第1ステージに
Wiener Neustadt(ウィナーノイシュタット)の一員として出場してきました。
結果はグループリーグ全勝でチームは第2ステージへと駒を進めました!!
個人的な結果としては3勝2敗
敗れた2敗はいずれもリードをしていた中でのゲームオールで敗れ、課題も残る内容となりましたが何はともあれこの濃い3週間で多くの学びがありました。
そして何より失いかけていた自信を取り戻すかのように「まだ俺はやれるんだ!!」そう思える事ができたことがこの3週間で何よりも大きい収穫でした。
そう思える理由は単純なもので、
“自分は若いと思う事ができた”
たったそれだけの事です。
今回はいろいろな所で練習をさせてもらい、今なお世界でも活躍する選手がたくさんいる環境で共に汗を流し、そしてどういうマインドでどんな練習をしているのかをとにかく聞きました。
それがとても刺激になりました。
今何歳?と聞かれて、今年で32歳だよと答えると皆が口を揃えて、まだまだ若いね!!
そう言われる事に初めの頃はいやいや。と謙遜するような自分でしたが3週間も毎日のようにいろいろな人とそういう会話での中でまだ若いと言われる度に、不思議と自然に自分は若いんだというマインドにどんどん変わっていきました。
これは単純な事だけどとても大事な事で、そう思う。もしくは思い込む事で自然と意欲が湧いてくる感覚になりました。
ただし、かと言って意欲が湧いているからがむしゃらに練習量をこなすというのもまた違うのが難しいところ。
やはり32歳になるという年齢は10.20代に比べて怪我をするリスクが上がるのは事実。
そして怪我をすると治りも遅い。
下手したら選手生命に関わることになる。
だからこそマインドはそのままで練習内容を工夫する必要がある。
それを教えてくれたのがクロアチア代表のガチナ選手でした。
彼は現在37歳ですがクロアチアのエースとして活躍しています。
そしてなによりナイスガイです。
顔が似ているのでナショナルチーム時代にはよくみんなから日本版ガチナと言われた事もよくありました(笑)
少し話がそれましたが、日本の現役選手では自分は割と年長の方に分類されてベテランと言われてきましたが、こちらでは自分より年齢が高い選手が当たり前のように若いという気持ちで現役を続けている。
そういったマインドや練習内容というのが何より僕がヨーロッパへ求めていた大きなクエスチョンだったのでこれからの自分が更に楽しみになりました!!
ヨーロッパチャンピオンズリーグ第2ステージでは更に強豪ひしめくチームばかりで、そこに対して自分がチャレンジャーとしてどれだけできるのか今から楽しみでしかないです!
最後になりましたがいつも応援してくださる皆様ありがとうございます。
このような形で近況をまたブログに書いていきますのでそちらもお楽しみに!
今後の試合日程は決まり次第またご報告いたします。それではまた。
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