松平志穂(まつだいらしほ)は1995年6月28日生まれ石川県七尾市出身の右シェーク裏裏ドライブ型。
変化の大きいしゃがみ込みサーブからの3球目攻撃や、回転量の多いバックドライブを武器にラリーに持ち込み得点するパターンを得意としています。
しゃがみ込みサーブをレクチャーする松平志穂選手
「しゃがみ込みアップサーブの覚え方!手元で伸びるので取りにくいby松平志穂」より
石川県で卓球コーチを務める長男敏文コーチ、いずれもトップ選手である次男賢二選手、三男健太選手の3人の兄がいます。
松平健太選手のフォアフリックについて話す松平志穂選手
「松平健太選手直伝フォアフリック!特徴的なグリップがポイントby松平志穂」より
卓球一家に生まれ中学からは親元をはなれ石川佳純選手らを輩出した大阪の強豪校四天王寺羽曳ヶ丘中学しました。名門ミキハウスJSCで腕を磨き、2009年の全日本選手権カデットの部では女子シングルスと、前田 美優選手と組んだ女子ダブルスで優勝し2冠を達成しています。また全国中学校卓球大会において学校対抗では3年間優勝、中学3年ではシングルスベスト8に入る成績を残しています。
中学卒業後は四天王寺高校へ進学し1年時のインターハイでは女子学校対抗とダブルスで優勝しています。さらに2012年度の全日本選手権のジュニア女子シングルスで優勝、2013年世界選手権ではシングルスベスト32、ITTFワールドツアー オーストリアオープン アンダー21で優勝と国際大会でも結果を残し始めます。3年時にはインターハイ女子シングルスでベスト8、女子学校対抗では優勝。また国際大会では世界選手権パリ大会でも女子シングルスベスト32にランクインしています。
高校卒業後はミキハウスに所属し活躍しました。2014年度には全日本選手権の一般の部でベスト8、同年の全日本社会人選手権でも女子シングルスベスト8入りを果たすなどコンスタントに成績を残しています。
2017年から1年間ドイツの1部チーム、ベルリン・イーストサイドにてブンデスリーグに参戦しました。通算シングルス14勝0敗、ダブルス6勝2敗という好成績でシーズンを終えシーズンで個人2位の成績を残すなど力をつけ、2018年3月にはTリーグの日本ペイントマレッツに加入。2年目はキャプテンとしてチームを牽引しプレーしました。 また2019年のタイオープンでは女子シングルスでベスト16に入賞するなど世界への挑戦も続けていました。
2020年からは日本卓球リーグの実業団サンリツに所属。翌年2021年2月には結婚を発表、同年3月の東京優勝大会では女子シングルスで優勝。さらに全日本社会人選手権では有延優希選手と組んだ女子ダブルスで優勝を果たすなど素晴らしい結果を残しています。
2024年の全日本選手権で現役引退を表明しました。
しゃがみ込みサーブの構えをする松平志穂選手
シェークハンズでの撮影中笑顔をのぞかせる松平志穂選手
松平志穂選手の動画はこちらからも視聴できます。
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