笹尾 明日香(ささお あすか)選手は、1999年12月15日生まれ神奈川県横浜市出身、右シェーク裏表の異質攻撃型。
スピードのあるフォアドライブや表ソフトを活かし緩急をつけた様々な球質のバックハンドを得意としています。
ITTF世界ランキング最高は80位(2017年11月)段位は3段。
表での回転量の多いバックドライブの打ち方をレクチャーする笹尾選手
「表ラバーはミート打ちのイメージ!?ループだってできちゃう!裏ラバーと同じように使いこなすby笹尾明日香」より
父は長年の卓球愛好家、母はかつて実業団でプレーしダブルスで全国制覇した経歴を持ち、7つ上の兄も卓球をしていた卓球一家に生まれ、5歳から家の卓球台で卓球を始めました。
小学生時代には日産ジュニアクラブ、横浜ジュニアクラブに所属しています。負けず嫌いの性格から努力を重ね全日本卓球選手権大会には神奈川県代表として6年連続出場、東アジアホープスには日本代表として出場し、団体戦で5位の成績を収めました。
小学校卒業後は地元の強豪である横浜隼人中学校に進学、2012年の関東中学校卓球大会では女子シングルスで3位、団体で優勝と好成績を収めています。同年の全日本カデットでもベスト8に入賞しています。また2013年の全国選抜中学生大会では女子団体で準優勝、翌年2014年の全国中学校卓球大会では女子シングルスベスト8、女子団体準優勝という結果を残しています。
横浜隼人高校進学後も2017年の全日本ジュニアで優勝、国際大会でもジュニアの部やU21の部でベスト4に入るほどの実力を身に着けていました。
高校卒業後は早稲田大学に進学しました。2018年にはインカレで優勝すると全日学選抜でも女子シングルスで見事優勝を飾っています。
また2019-2020シーズンにはトップおとめピンポンズ名古屋に加入しTリーグに参戦しています。
2021年には日本生命レッドエルフに所属し活躍していた一方で、全日本学生卓球選手権大会 では女子ダブルスと女子団体で優勝、全日本学生選抜では2度目のシングルス優勝を飾りました。
大学卒業後は日本生命に入社し、Tリーグでも日本生命レッドエルフでプレーを続けています。
学生時代から国内外で活躍をしていた笹尾選手ですが、社会人1年目の2022年には国際大会でも大きな結果を残し始めます。
6月に開催されたWTTフィーダーフリーモントで女子シングルスと森さくら選手と組んだ女子ダブルスで優勝。続くWTTフィーダーウェストチェスターでも、女子シングルスベスト4、 森さくら選手と組んだ女子ダブルスで優勝。さらに、WTTコンテンダーリマでは 森さくら選手と組んだ女子ダブルス優勝、チュニスでは 森さくら選手と組んだ女子ダブルスベスト4と、WTTフィーダーシリーズよりも格上のコンテンダーシリーズでも結果を残すなど破竹の勢いで世界ランキングも大幅に上昇させました。
表での鋭いツッツキをする笹尾選手
「表のバックツッツキ!人と違う軌道で高得点。初心者や女子選手におすすめby笹尾明日香」より
ピッチの速い切り返しを実演する笹尾選手
「切り返し!ピッチが速く厳しいコースに動かされても対応できる動き方by笹尾明日香」より
勢いのある笹尾選手の活躍に今後も目が離せません。
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